MSNの残高照会サービスの停止が近づくにつれて、いろいろ調子の悪い事態がおきている。
Microsoft Moneyは、OFX形式のファイルを取り込むことができる。OFXは、"Open Financial Exchange"という業界標準のファイルフォーマット。MSN残高照会サービス、Gooのワンビリング、いろいろな銀行は、OFX形式のファイルのダウンロードサービスを提供していた。Microsoft Money連携のため。
Microsoft Money用のダウンロードとなっていたが、実際は違う。OFX形式なので、OFXをサポートしているアプリケーションなら、Microsoft Moneyじゃなくても電子明細を取り込み可能になっていたのだ。実際、著名なフリーソフト、シェアウェア、家計簿ソフトはこの形式をサポートしているものが多い。
ところがだ、、、、。Microsoft Moneyが販売停止になったことを受けて、OFX形式のダウンロードサービスを停止する金融機関が出ているようだ。三井住友VISA、三菱東京UFJなど。極めつけは、gooのワンビリングだ。
OFXのダウンロードサービスを継続さえしてくれていれば、Moneyは使い続けることができるのだ。もちろん、MSN残高照会サービスと連携した自動取り込みはできないが、各金融機関からダウンロードしたOFX形式のファイルを取り込めば、今までどおりの管理ができる。
gooのワンビリングでアグリケートされた電子明細をダウンロードして、Moneyに取り込む、ということができたはずだったのだ。
ところが、gooワンビリングは、このダウンロードのサポートを停止してしまった。Moneyが販売停止になったことを理由に。もったいない話である。アグリゲーションサービスを提供しているところで、OFXダウンロードを提供しているサイトは、他になかったのだから。
OFX形式は、Money専用の形式ではなく、他のソフトでも使われていることを理解していれば、このようなことにはならなかったはずなのだが、、、。残念な話である。
こうなると、選択肢は、MoneyLookしかないのである。。
考え直してくれ、gooさん。
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