2011/01/16

Microsoft Moneyの継続利用

2012/06/12追記
Gooワンビリング終了対策は、MoneyLookからMoneyに取り込む方法を参照。

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Microsoft Moneyの販売が中止され、MSN残高照会サービスが停止され、それに伴って、GooワンビリングのOFXダウンロードサービスも停止され、どうしようかと思っていましたが、解決策が整ってきたようです。

MSN残高照会サービスの期限である1/31が近づくにつれ、怪しいダイアログが出現し、オンラインサービスの期限切れが来る旨を通知してくる。これに対しては、再アクティベーションを要求しないバージョンのMicrosoft Moneyが提供されていた。その名もSunsetバージョン。詳細は、「Microsoft Money Plus Sunset の概要に記載されている。ここにある通り、Microsoftがサポートをやめたとしても、金融機関が提供するOFXファイルのインポートは可能。Microsoft Money, MSN残高照会サービスの停止にあわせて、OFX提供をやめた金融機関、アグリゲーションサービスは、OFX提供停止を再考して欲しいものである。

アグリゲーションサービスは、私は、Gooワンビリングを利用することにした。OFXではないが、データのダウンロードサービスを提供。これを、Felica2MoneyでOFXに変換して、Moneyに取り込めることを確認した。

取り込みの際、設定を間違え、Felica2Moneyの開発者の方にあらぬ誤解の質問をしたりして(恥ずかしい)、ちょっと戸惑った。おそらく、以下をしておけば安心して、Gooワンビリングを利用した取り込みに移行できるはずである。

まず、Gooワンビリングのアカウントを持っていない人は、作ってしまおう。何のことはない、MSN残高照会サービスと同じAgurippa(アグリッパ)が提供する同じ明細統合サービスである。設定も同じだ。本当は、以降サービスがあるとよいように思うが。

次に、Moneyファイルのバックアップ。まずは、念のためにやっておこう。ここで、Money Sunsetバージョンをインストール。

で、Moneyのオンラインサービスの解除。ちょいとさびしいが、もう使えなくなる。解除してしまおう。オンラインサービスマネージャの画面から、サービスのリンクをクリック、解除を選択する。

その後、各銀行口座、クレジットカードの口座名をわかりやすいものに直しておこう。私は、ここをサボっていたので、わけがわからなくなり、ダウンロードした明細を違う口座に関連付けてしまい、解除の仕方がわからなくて苦労した。また、Agurippaの仕様で、同じ会社のクレジットカードを複数毎持っている人は注意が必要なようだ。

Felica2Moneyをダウンロードしてインストールする。.NET Framework 3.5が入っていれば、問題なくインストールされるはず。ちなみに、agr2ofxも試したが、私の環境ではMoneyにファイルが不正とはじかれた。

で、Gooワンビリングから取引明細をダウンロードし、Felica2Moneyを実行。Agurippaの明細を取り込むボタンを押下してダウンロードしたファイルを指定すると、Moneyが起動して、明細に含まれる金融機関をMoneyのどの資産に対応付けるか聞いてくるので、慎重に答えよう。

ここで間違えなければ、完了。今までに取り込んでいた明細と重複するものがあるかもしれないが、各取引を確認する際に、すでに取り込み済みの取引と紐付ければ1つの取引として認識される。

もし、私のように、口座の紐付けをそもそも間違えてしまった場合は、"Microsoft Money で電子明細の取り込み先 Money 資産を変更する方法"の説明に従って対処すれば、紐付けを再設定できる。具体的には、資産の一覧で、誤った取引が取り込まれてしまった口座を右クリックすると、"明細書の削除"というコンテクストメニューが表示されるので、それを選択。それだけ。次に明細を取り込むときに、もう一度紐付ける口座を聞いてくるので、正しい口座を指定すればOK。

ダウンロードから取り込みまで自動化できればもっと幸せになれるが、、。まあ、いいや。これで、もう少しMoneyで生きていられる。

2011/2/16 追記
一部の金融機関の明細がダウンロードできないことが判明。
http://tomoseki.blogspot.com/2011/02/microsoft-money-3.html


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