2013/04/06

メールでの全員に返信

こんなことを知らなかったのか、という恥ずかしい話。

会社では、職場の連絡用にメーリングリストを設定している。部だったり、課だったりの単位で。異動があって新しく部に来る方がいると、メーリングリストと個人のアドレスを宛先にして、連絡事項をやり取りする。

で、こんなことが、発生。
(1) メーリングリスト+新しく来る方Aを宛先として、メールが送信される。
  私には、メーリングリストからメールが届く。
(2) Aさんが、全員に返信する。
  私には、Aさん発で、メーリングリストからメールが届く。
  このとき、メーリングリストには、Aさんは登録されていない。
(3) 私が、このメールに、全員に返信で、返信する。

さて、何が起きるか。これは、返信対象のメールを送った方のメーラの設定、返信しようとしている人のメーラ、メーリングリストの設定に依存する。

まず、返信対象のメールを送信した方が、Reply-toを設定している場合。返信先アドレスを、メーラや、メール送信時に設定している場合。返信メールの宛先は、このReply-toに設定されているアドレスと、メーリングリストのアドレスになる。つまり、Aさんが、Reply-toにAさんのメールアドレスを設定している場合、Aさんとメーリングリストが、返信メールの宛先になる。これは、たぶん、返信者のメーラには依存しない。自然な動作だと思われる。

(正確には、メーリングリストのソフトがReply-toを上書きする場合があるため、それにも依存する)

Reply-toが指定されていない場合が、あやしくなる。メーリングリストの設定が、Reply-toをメーリングリストにしている場合。この場合、全員に返信の挙動は、メーラ依存になる。Outlook 2010 SP1の場合は、Reply-toのアドレス、つまりメーリングリストのアドレスになる。加えて、他の宛先がある場合は、それも追加される。しかし、返信対象のメールの送信者のアドレスは宛先に入らない。つまり、Aさんは返信メールの宛先には入らない。

Thunderbirdでは、全員に返信をすると、返信メールの送信者のアドレスも宛先に入る。

何が言いたいかっていうと、Outlook派の私は、この状況では、Aさんにメールを送りそびれるということ。

#だから、新部長にメールが届かない事例、多数発生。。。やばいやばい。

それにしても、こんなことを知らなかったなんて、、、。恥ずかしい。

疑問なのは、各個人は、Reply-toを設定すべきなのか、どうか。基本的には、事情があって、Fromに返信しないで、という場合に設定するものだろうから、設定していないのは普通。っていうか、他の人にReply-toを設定せよ、というのも変。

Outlookのスクリプトで、Reply Allの場合は、差出人を強制的に宛先に入れることもできるが、、、。メーリングリストが宛先に入っていて、その方がメーリングリストのメンバだと、メールが2通届くことになる。これは、、、、、うざったい。

返信時に宛先を注意する以外に、解決策がないのか。。。。まぁ、もとメールの差出人に届くかを確認するだけなので手間ではないが、、。あ、もともとの差出人が宛先に含まれないよ、って警告が出ればよいのか。。それなら、スクリプト化する意味があるかもね。

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