2013/09/16

ThinkPad SL510のHDD故障 (3)

HDD故障発覚Windows復元から続く。

データ復旧用に、GREEN HOUSE SATA/IDE-USB2.0変換アダプタ 2.5インチHD対応 GH-USHD-IDESAを購入。これで、故障したHDDをUSBでつないで、復旧したWindowsでデータをコピーできるかなぁ、と思いつつ試してみたが、、、。やっぱり、だめ。不調のHDDをUSB変換してアクセスするのは、冷静に考えれば、無理な話。

新しいKnoppixで試して見たが、だめ。パーティションまでは見えるのだが、その先が安定しない。いろいろ試した結果、一番安定してファイルが見えるのが、故障しているHDDをPC内部に戻して、2005年のKnoppixを使う場合。ところが、このバージョンはNTFSへの書き込みがサポートされないのと、ネットワークも使えないようで、データの書き出しができない。

さらにいろいろ試して、HDDをPC内部に戻した構成で、NTFSをサポートし始めたKnoppix 5.1.1日本語版でデータを取り出すことができた(実は、日本語Knoppixのサイトに古いバージョンがアーカイブされていないため、古いKnoppixを探すもの結構大変だった)。SATA-USBアダプタで新しいHDDにデータを書き出すことも可能であったが、ちょっと不安。そこで、別のUSB接続可能な外付けHDDに故障HDDのデータを読み出すことにした。で、新しいHDDをPC内部に入れてWindowsを起動したときに、データをUSB外付けHDDから新HDDへ書き戻す。手間はかかるが、仕方がない。

読み出しはスムーズだったかというと、故障の症状が出るので、とにかく遅い。数百KBコピーしてはとまる。これだと永遠に回復できないのだが、時折調子がよくなり、数MB/sで一気にコピーが進む。たまに、どうしようもなくなって、エラーでファイルコピーに失敗しスキップされる。という一進一退を繰り返した。

結局、データはすべて復元できたかというと、そうでもない。ファイルコピーなので、コピー中にデータが読めなくなると、そのファイルはすべてだめ。画像くらいはよいのだが、ムービーはちょいとつらい。最初は、読めないファイルは不良セクタとか物理的にプラッタに傷が入ってだめなのかと思ったが、ディスクをアンマウントして再びマウントすると読めたりするので、データが物理的に破壊されてしまったわけでもないようだ。

回復できないムービーは、ほとんどが妻が携帯でとったものだったが、どうも妻の携帯にムービーだけは残っているらしい。

というわけで、ぼちぼちデータを戻した結果、たぶん、1%程度のファイルを除いて、ほとんど復元できた。復元できなかったものも、たぶん、何度かリトライすれば取り出せそう。これは、どうしても要る、ってなったときに復元すればよいかな、という状況にまで戻せた。

ま、定期的なバックアップはしましょう、ということで。

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