2015/02/11

Windows 8.1でUSBワイヤレスマウスが使えない

Windows 8.1に触る機会を得て環境構築したのだが、USBのワイヤレスマウスが使えない現象に当たった。

問題のUSBワイヤレスマウスは、少し古いタイプで、Bluetoothとかではなく、独自方式の無線を使ったマウス。Windows 7のパソコンでは問題なく使えていたのだが、USB 3.0対応のパソコンにWindows 8.1を入れてみたら、このマウスが使えない。

使えないというのは不正確で、パソコン起動後にUSBポートに受信機を接続したときは使える。この状態で高速スタートアップでWindowsを起動している限りは、マウスは普通に動作する。しかし、再起動するとマウスが動かない。デバイスマネージャで見るとマウスは見えているので認識されていないわけではないのだが、動作しない。ここで受信機をUSBポートに挿しなおすと、動き出す。

そう。Windows 8.1を起動した場合に、マウスが正常動作しないのだ。認識されているにも関わらず。

高速スタートアップを使っている分には良いのだが、リモートからパソコンの電源をいれるためにWOLを使いたいので高速スタートアップを無効化すると、パソコン起動のたびにマウスが動作しなくなり、挿しなおしが必要になる。あまりに面倒。

いろいろ調べてみると、Windows 8.1ではUSBポートの電源制御に変更があったことが分かった。電力を無駄に消費しないように、アクティビティのないUSBポートの電源を落としてしまう、とのこと。このため、USBポートでの機器の充電ができない場合があるとのこと。マウスなどの入力デバイスには、この電源制御は適用されないらしいのだが、、、。結構古い型のワイヤレスマウスなので、そういう制御ができなくなっている模様。

で、回避策があるのかというと、ある。このUSBの電源制御を無効にすることができる。こちらにやり方の記載あり。この記事では充電ができない場合の対策として書かれているが、私の場合、ワイヤレスマウスが動作しない場合の対策としても有効だった。デバイスマネージャで、問題となるマウスの上位にあるUSBデバイスを見つけ、そのデバイスのEnhancedPowerManagementEnabledの値を0に設定すればよさそうだ。少なくとも、この数日、問題なく動いている。

電源制御、恐るべし。

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