2017/09/03

iPadアプリの使い勝手[MLPlayerDTV]

家のHDDレコーダに撮ったテレビ番組を、iPadで観でいる。MLPlayerDTVというアプリを使って、録画番組を持ち出している。

この手のアプリの使い勝手は、アプリの使い勝手よりも、レコーダ側の環境にかかっていると思う。MLPlayerDTVに録画した番組を持ち出すには、レコーダ側で適切なフォーマットで準備されていないといけない。我が家のSONYのBDZ-EW500は、地デジを録画する場合、持ち出し用のフォーマットのファイルを録画時に自動で作ってくれる。よって、MLPlayerDTVでレコーダを見ると、地デジの録画番組はコピー可能に勝手になっている。

ケーブルテレビも契約していて、ケーブルテレビは外部入力から録画している。この場合、BDZ-EW500では持ち出し用のファイルは自動生成。コピーするには手動で録画番組の持ち出し用のファイルを作らないといけないのだが、これをつくるのに、録画されている番組と同じ時間かかってしまうのだ。で、この変換処理中は、レコーダでは他のことが一切できない。かなり不便で、番組録画のない夜中にやるしかないのだが、忘れる。また、外部入力からの録画の場合、コピーではなくムーブになってしまうため、レコーダ側に残らない。家族で見ているコンテンツをムーブするわけにはいかないのが、ちょっと不便。

この辺の不便さは、ケーブルテレビの環境も含めて考えればもっと改善するかもしれないが、それほど困っていないので、そのままにしてある。お金もかかるし。

家族と一緒に観ない地デジ番組をさっと持ち出せるだけでも、大変便利だ。

iPadアプリの使い勝手[SmartNews]

SmartNews

いろいろな記事が読めるので、とても便利に使っている。主に、会社のiPhoneでつかっている。

記事の更新を実行すると最新記事をダウンロードし、オフラインでも閲覧できるようになる。私にとっては、オフラインでよめる、というのはとても重要。オフラインで閲覧する場合、記事は画像がなくテキストのみとなる。画像がある領域は、長方形が描かれ、そこに画像があったことがわかる。

確実にオフラインで読めるかとういうと、微妙なところがある。鮮度が落ちた記事は表示しなくする仕組みがあるようで、オフラインのままの状態が長く続き、記事が更新されていないと、記事が読めなくなる気がする。

正直、オフライン時に記事が読めなくなる条件がわからないので、いらいらすることがある。ダウンロードしてからそんなに時間が経っていなくても、記事を開くと再読み込みボタンが表示されることがある。オフラインなので、再読み込みはできない。こうなると、なぜか、ほとんどの記事が全滅になる。なので、常時接続でないiPad mini2では、家以外では、SmartNewsはほとんど使わない。

常時接続のiPhoneではオフライン問題はないが、意外に通信量が多い気がする。気になるのは、動画広告。動画広告は、一見、表示しないよう選択できるように見える。が、その設定は、いま表示されている広告を、今表示しない、という設定だ。最新記事に更新すると、その設定はどこかに行ってしまう。

オフラインで読めるようにしているのだから、電波状態が悪くて帯域が狭くなっているときでも、テキストはサクサクっと表示して欲しい。が、画像ダウンロードしようとしているのか、オフラインキャッシュとオンラインのコンテンツの比較をしているのか、モタつく場合がある。オフラインでも読めると思っているのでサクサクを期待しているせいもあり、記事表示まで7、8秒待たされると、なんでやねん、という気分になる。

いろいろ書いたけど、何をどのタイミングでダウンロードしているかは、よくわからない。記事表示でもたついてるのも、何しているのかは、わかりません。上に書いたことは、不正確かもしれませんので、悪しからず。

なんとなく不満がたまるアプリなんだけど、基本的には、コンテンツがたくさんあり、簡単に読めるので、とても重宝しています。

iPadアプリの使い勝手[dマガジン]

週刊誌や月刊誌をまとめて読めるサービスがたくさん出てきている。どの一つがNTTドコモのdマガジン。

ドコモユーザじゃなくても、dアカウントを作れば利用可能。月額400円。

全てのページが読めるわけではなく、著作権や、それぞれの雑誌の出版社の考え方で、カットされているページもある。大幅にカットされている雑誌もあるし、ほとんど読めちゃうじゃんという雑誌もある。表紙になっているメインの特集記事のような読みたい記事が大幅にカットされていると残念だが、それ以上に、いろいろ読めるのが良い。いろいろ読もうとすると、買うか立ち読みになるけれども、これだといつでもどこでも気ままにパラパラできる。絶対買わない雑誌も読める。バックナンバーを読めるのも良い。

一番良いのは、オフラインで読めること。家でダウンロードしておけば、いつでも読める。お気に入りは、ゴルフ雑誌。料理はしないが、美味そうだなぁと料理雑誌を眺めてみるのも楽しい。モノ系の雑誌を眺めるのも楽しい。

記事をクリッピングで保存することもできる。画面のスナップショットで保存しておいてもよい。ゴルフのドリルのページや、簡単に作れるつまみ、ちょっとほしいかもと思ったモノの紹介記事、などなど、保存している。

ちょっと面白いと思ったのは、バックナンバーを含めて、雑誌を串刺しで検索できること。旅行に行くときに行き先で検索すると、面白そうなスポットが見つかったりする。Web検索だといろんな情報が出てきちゃうが、少し精査された情報をつかめる気がする。

これで月400円はお得だ。

ちょいと不便なのは、時々オンライン時に起動して認証を通しておかないと、オフライン時に認証切れで起動できなくなること。朝に新しく配信された雑誌を確認するような使い方であれば、問題ない感じ。また、当たり前であるが、容量を消費する。16GBのiPad miniで使い始めたが、あっという間にメモリを使い果たした。32GBのiPad mini2で、その問題は解消。時々、キャッシュを掃除してあげないといけないのは、ちょい面倒。

iPadアプリの使い勝手[スキャナ]

スキャナは、iPad mini購入時はあまり考えていなかったアプリだが、とても便利だ。使っているのは、Scannable。念のため保管していたいろいろな紙のドキュメントを電子化し、紙を捨てている。

家のプリンタにスキャナはついているのだが、とてつもなく遅い。枚数が多い場合は、やってられない。例えば、医療費控除で必要な領収証の控えを取るために、iPad miniでスキャンしている。Scannableでは、写真を撮るように紙をカメラで写すと、自動でシャッターが切られてPDFにスキャンしてくれる。画面に収まるように調節すると、勝手にPDFにしてくれる。複数枚ある場合は、連続してスキャンして1つのPDFにできる。どんどんスキャンして、最後に不要なページを削除したり、並べ替えたり、ページを回転したり、自在に編集できる。うまくスキャンできていなかったページは、失敗したページを削除し、再スキャンして、順番になるように並べ替えれば良い。とにかく便利だ。スキャン終了後は、PDFをメールで送信したり、Evernote, Dropboxに保管できる。

頻繁に使うアプリではないが、とにかく便利だ。好きな使い勝手のアプリを見つけて入れておくべきアプリの一つと思う。

iPadアプリの使い勝手[Podcast]

Podcastは、とても良い。

TED、日経トレンディ、英語の勉強(English as Second Language)など。

家でWiFiにつながっているときにダウンロードしておき、出先で時間のあるときに観たり聴いたり。容量が小さいと、TEDのような動画コンテンツを見始めると、以外に容量を消費するが、私の場合、32GBであれば問題ないようだ。

Podcastは、会社スマホのiPhoneと自前のiPad mini2で使っている。iPad mini2では動画のコンテンツを、iPhoneでは音声だけのコンテンツを視聴してる。ワイヤレスイヤフォンがあればいいのだろうが、音声コンテンツのためにiPad mini2をカバンから出す気にはならなず、使い分けている。

私は、音楽を大量に端末に入れて持ち運ぶことはしないので、16GBや32GBで足りているのかもしれない。基本、視聴したコンテンツは、端末から削除するので。

アプリ自体のの使い勝手は、個人的には、いまひとつな気がしている。どうも、やりたいことが直感的にできない。どの操作とは言えないのだが、どうやれば良いのか迷うことが多い。

と思っていたのだが、一番のコンテンツであったESLは、2017/4で完全有料化されてしまった。英語の耳慣らしには最高のコンテンツであったのだが。何か他を探さねばなるまい。


iPadアプリの使い勝手 [Safari リーディングリスト]

WiFi版で常時接続していない私にとって、Safariのリーディングリスト機能は、かなり無能に近い。

リーディングリストは、Webページを後から読めるように、オフラインキャッシュに読み込んでおいてくれる機能。iOSのメールアプリでは、メール本文内のURLをSafariのリーディングリストに簡単に追加できる。これは便利と思って、メルマガに書かれているリンクをリーディングリストに入れていた。

しかし、登録したページがいつダウンロードされるのかが、よくわからなくて調子が悪い。私の使い方だと、メールは自宅(WiFiでインターネット接続)で勝手に読み込まれる。通勤中にオフラインでそのメールを読み、メール本文に記載のURLをリーディングリストに入れておく。で、時間のあるときにリーディングリストから記事を読む、必要ならEvernoteに保存する、という感じで使いたい。

が、いろいろ不都合が。アクセスすると広告に飛ばされるサイトがあるが、こういうサイトをリーディングリストに登録するのは、NG。広告ページがキャッシュされる。所望のページがダウンロードされても、レイアウトが崩れてちゃんと読めない場合がよくある(私が見る機会が多いサイトは、レイアウトが崩れる)。

iPadが常時接続じゃないと、さらに使い勝手が悪いことになる。最悪なのは、コンビニなどの認証が必要なWiFiアクセスポイントをつかんで、オフラインキャッシュへのダウンロードが実行される場合。キャッシュされるのは、IDやパスワードを入力する認証ページになり、かつ、URLが認証ページのURLになってしまい、元のページがなんだったかわからなくなる。後から読めない!

というわけで、リーディングリストは使うことをあきらめた。オフラインでWebページを読む方法はいろいろ試したが、ログインが必要なサイトでキャッシュに保存できない、複数のページにまたがる記事に対応できない場合が多くて諦めた。定番のPocketいいよという記事が多いが、本当に使っているのだろうかって思う。紹介だけで、使い込んでいると思われる記事を見たことがない。キュレーションって本当に情報量が少ないって思う。

今は、URLをメモアプリに保存するようにしている。メール内のリンク長押しで出るメニューの共有を選択すると、メモに保存という選択肢が出てくる。これを選ぶとメモアプリ内のメモにURLを追記できる。どのメモに追記するかは選択できる。iCloudにメモを保存しておくようにすればPCからも見えるので、PCで実際の記事を読むこともできる。そこそこ使い勝手は良いと思っている。クリック回数は若干多くなるが。っていうか、メールアプリから、Safariのブックマークに登録できればいいだけなんだが。なんでできないんだろう。

もしかしたら、母艦がMacで、iCloudで同期していると、リーディングリストもうまく使えるのかもしれない。が、Macは持ってない。


2017/07/09

Windows 10のシステム修復環境

ThinkPad E470を購入し、いろいろ環境構築をしている。新しいPCを買うと、システム修復ディスクやシステムイメージを作成するのだが、Windows 10では少し変わったようなので、この機にいろいろ調べた。

まず、設定の「回復」には、「このPCを初期状態に戻す」「Windowsのクリーンインストールで新たに開始する方法」とある。これの違いが判らない。

「このPCを初期状態に戻す」は、Windowsインストール直後の状態に戻す、ということ。正確には「直後」ではなく、Windowsのファイルは最新に近い状態に更新された状態に回復される。要は、Windowsのインストール時にインストールされた以外のコンポーネントをアンインストールし、Windows Updateをかけたような状態。個人のファイルは、残すように選択できる。

「Windowsのクリーンインストールで新たに開始する方法」とは、書いてある通りのことらしい。これを実行すると、インストールディスクのイメージをダウンロードして、実際にクリーンインストールを実行する、ということのようだ。

PCを初期状態に戻す操作は、"Windowsの回復環境"から実行できる。回復環境は、PCのディスク、修復ディスク、回復ドライブから実行できる。ディスクの回復環境から実行するには、「設定」の「回復」から実行する。修復ディスク、回復ドライブから実行するには、PCを再起動して、起動オプションで外部ドライブから起動するよう選択すればよい。起動後、回復環境から初期状態に戻す処理を実行すればよい。

回復ドライブから回復操作を実行する場合、ドライブから回復する、という操作が選べる。回復ドライブには、回復ドライブ作成時の初期状態のファイルが格納されており、これを使ってシステムドライブを初期状態に戻せる。つまりは、ディスクが換装されていてもよいということ。ただし、この場合、パーティションが回復ドライブ作成時のパーティションとなる。

また、回復ドライブといっても、工場出荷時に戻るものではなく、"Windows 10の初期状態に戻る"ということに注意が必要だ。前のバージョンのWindowsがプレインストールされていたPCをWindows 10にアップグレードし、そこで回復ドライブを作る場合、それは工場出荷状態に戻すものではない。"Windows 10"にアップグレードした直後の状態に戻るイメージになる(ただし、アプリなし)。

初期状態ではなく、とある時点に回復するには、「復元ポイント」「システムイメージ」を使うことになる。

Windowsでは、システムに更新が加えられるたびに、スナップショットを保管しており、これを「復元ポイント」と呼んでいる。「システムの保護」やWindowsの回復環境から、過去に作成した「復元ポイント」にシステムを戻すことができる。どれだけの「復元ポイント」を記録しておくかは、ディスク容量の割合で設定できる。

システムイメージは、バックアップツールから作成できる。システムディスクの内容を、DVDやネットワークに保存でき、回復環境の何れかからシステムイメージによる回復を実行できる。

ディスクが壊れていなければ、特にバックアップを採っていなくても初期状態に戻せるというのは、ずいぶん進歩したものだと思う。

いろいろなやり方があって複雑な感じがするが、さまざまの回復環境があって、初期状態、復元ポイント作成時、システムイメージ作成時に回復できるということ。様々の回復環境があるように見えるが、"Windows RE(Recovery Environment)"という仕組みに統一されており、初期状態、復元ポイント、システムイメージの意味が分かれば、よく整理されているように感じる。

ディスクの障害にどう備えるかだが、インストールメディアを作っておく、回復ドライブを作っておく、複雑な環境を構築した場合はシステムイメージを作っておく、ということか。

2017/07/01

Windows 10で、ドライブを縮小して、購入時状態にする

​Thinkpad E470を購入した。四半期セールで、通常よりも安く買えた。で、早速、データ用のパーティションを作るため、Cドライブを適当な大きさに設定して、そこに出荷時イメージを流し込む作業をしようとした。

過去、Thinkpad x20, Thinkpad R40, Thinkpad SL510を使ってきた経験から、R&Rでリカバリディスクを作り、KNOPPIXあたりでブートしてパーティションを切り直し、リカバリディスクで戻せばできるかな、と思って始めたが、そもそもE470にはDVDドライブがない。

まぁ、知ってて買ったんだけど、、。それに、R&Rももうなくなっているようだ。Windows 10自身が回復ドライブやバックアップの仕組みを持ったので、提供しなくなったのであろうか。

さて、どうするか。

まずは、回復ドライブを作って、小さなパーティションに書き戻せるか試してみた。回復ドライブは、ディスク交換時でも、出荷時状態を回復するためのイメージと、ブートローダを格納したUSBメモリ。回復ドライブを作って、それでブートし、コマンドプロンプトを起動。そこでdiskpartコマンドで、パーティションを切り直す。もう一度ブートして、回復処理を実行。しかし、この方法では、パーティションは回復ドライブを作成したときの状態に戻されるようだ。で、パーティションも含めて、工場出荷時状態に戻る。

次は、バックアップのシステムイメージ保存でやってみる。外付けUSBディスクをつなぎ、システムイメージを保存。回復ドライブでブートし、システムイメージで回復する処理を実行してみる。あかん。これも、パーティション含めて元に戻してくれやがる。
R&Rだったらできたはずなんだが、というのも自信がなくなる。

で、冷静に考えると、パーティションって縮められるようになったよな、と。やってみると、GUIのツールからはできないのだが、コマンドラインツールからならできちゃう。特別なツールを用意しなくても。なんだ、なんだ。結局、パーティションを縮めるだけで良いのでした。

ずいぶん、便利になった。

17/7/8追記
工場出荷状態というのは、若干嘘


Thinkpad E470購入、使用感

2010年にThinkpad SL510を購入、ディスクを換装したり、メモリを増設して使ってきたが、スピーカーから音が鳴らなくなり、キーボードもヘタってきた。起動時にstuck keyと表示されてブートしない。どうも、右ATLあたりが不調のようで、この辺のキーを連打しながらでないとブートしなくなった。汚れているのかなと思い、キートップを外してみたら、どうもパンタグラフを壊したらしく、キートップがきちんとはまらなくなってしまった。失敗。

家族からは、前から、パソコン遅いと言われていたので、しばらく買い替えを検討していたのだが、息子の「赤ポッチがないとダメ」という要求仕様があり、Thinkpadで検討。

予算は5万円、ノングレア、赤ポッチ、テンキーレス、といったあたりが条件。SL510は15.6インチでテンキーレスだったのだが、最近の15.6インチノートはほぼテンキーありなんですね。テンキーレスを貫くと14インチになるが、極端に小さくなるわけでわないので、14インチで探す。

そうすると、この条件では、Thinkpad E470一択。赤ポッチを外せば、ないことはないのだが、5万円以内は意外に少ない。概ね、CPUはCore i3 6006U、メモリ4GB、ディスクは500GB 7200RPMのHDD。DVDは付いていなかったり、付いていたり。これで、46000円くらい。十分安いような気はしていたが、もう少し安くならんかなと、しばらく様子を見ていた。

そしたら、来ました! 四半期セール! 6/8までの発注で42000円!

これは買いだ! と思ったが、一旦冷静にスペックを見直し、よく考えてからポチることに。で、ここでDVDドライブがないことに気がついたのだが、安くなった分で外部ドライブを買えば良いやと納得し、購入を決断。

ところが、42000円で購入できるページにたどり着けなくなってしまった。冷静になって、どうやってそこにたどり着いたかを思い出しながら試行錯誤、ありました。ポチりました。

あとは、いろんな人が報告しているように、数日納期が確定せず、週末をはさんでさらに伸び、到着日は早まり、などドタバタの末、無事納品されました。急ぐ方は、やめたほうが良い。

その後、blu-rayの外付けドライブを約7000円で購入。まぁまぁ、良い買い物が出来たんではないかと思う。

実際に購入しての感想。

キーボードが、いままでのThinkpadと違う感じになるので心配していたが、問題ないレベル。気になったのは、ボリューム、スリープなどの特殊キーがFnキーと共通で、特殊キーの方がデフォルトで有効にされていること。ウィンドウを閉じるときにAlt+F4などとするので、Fnが有効になっている方がありがたい。やべー、と思ったが、設定でFn有効にできるので、問題なし。

DVDドライブがない分だけ薄くなっているのは、気持ち良い。使っているとタッチパッドの右側がじんわりあったまってくる。CPUがあるのであろうか。熱い、というほどにはならないので、おそらく問題ないであろう。

ソフトは、TrendMicroのアンチウィルスソフトが入っていたくらいで、余計なソフトはほとんど入っていない。Lenovo製の管理ソフトが悪さをするのかどうかは、不明。

コストダウンしたせいだと思うが、HDDやWiFiのアクセスランプがない。こういうランプがあることに慣れているせいか、動いているのかどうかよく分からず、ちょっと気持ち悪い。意外に気になる。

バッテリは、取り外せない。なので、大容量タイプに交換する、といったことはできない。交換は、底面のパネルを外して交換することになる。こういう作業がいやだなと思う方は、選ばない方が良いでしよう。

​ Windows 10で、特別なツールを使わずに、システムパーティションを縮小する

Windows XPかWindows 7の頃から、Windowsの「ディスクの管理」というツールで、パーティションの縮小、拡大ができるようになった。拡大は、拡大したいパーティションの領域に隣接していて、パーティションに割り当てられていない未使用の領域があれば、未使用の領域の一部、あるいは、すべてを合体できる(正確には、未使用の領域が、拡大したい領域の後ろにあるように、ディスクの管理で見えている必要がある)。縮小は、すこし、ややこしい。縮小したいパーティションに割り当てられている領域の末端に、連続した空き領域があれば、そこをパーティションから外せる。

で、本題。最近、PCを新調したので、まずは、Cドライブを縮めてDドライブを作ろうと、「ディスクの管理」でCドライブを縮小しようとした。「ボリュームの縮小」を実行すると、どんなけ縮められますよ、縮めますか、と聞いてくるので実行するのだが、「十分なディスク領域がないので、この操作を完了できません」とエラーになる。

例によってネット検索で調べると、正確な条件はわからないが、「ディスクの管理」ではできないことがあるようだ。システムファイルがあるから、フラグメントしているからなど、それっぽい理由が書かれているが、他のパーティション操作が可能なツールを使うとできる、とあり、いまいち納得感なし。もちろん、これらの理由で縮小できないことはあると思うが、どんなけ縮められるという計算にはこれらが考慮されているのではなかろうか。

なかなかツールを用意するのは面倒だし、パーティション系のツールは本当に大丈夫か若干心配なものである。そこで、Windowsだけで閉じてできないかやってみたら、できました。めちゃくちゃ簡単。

多分、知ってる人はしっていると思うのだが、コマンドプロンプトから実行するdiskpartコマンドを使えば、エラーなくパーティションを縮小できるようだ。diskpartを実行すると、専用のコマンドモードになる。そこで、以下を実行する。

list disk
select disk n
list partition
select partition m
shrink
exit

n, mは、直前のlistコマンドで得られる、縮小したいパーティションがあるディスク、そのディスク内でのパーティションの番号だ。shrinkを実行すると、目一杯パーティションを縮小してくれる。あとは、ディスクの管理で、所望の大きさにパーティションを拡張すれば良い。あるいは、shirnkはどれくらいに縮めるかをパラメータで指定できるので、そうしてもよさそうだ。

よく調べてみると、TechNetにいろいろ書かれていた。私の場合もイベントログに259のログが残っていて、hiberfil.sysに割り当てられているクラスタが縮小の限界、とログが残っていた。そのクラスタのアドレスからすると、diskpartで縮小した結果のサイズとあっている。なので、「ディスクの管理」で縮小できないのは「ディスクの管理」のバグで、diskpartコマンドは限界まで縮小してくれた、ということのようだ。

上のページには、"When you shrink a partition, unmovable files (for example, the paging file or the shadow copy storage area) are not automatically relocated and you cannot decrease the allocated space beyond the point where the unmovable files are located. If you need to shrink the partition further, move the paging file to another disk, delete the stored shadow copies, shrink the volume, and then move the paging file back to the disk."とある。

もっと縮めたい場合は、ページングファイルを別のパーティションに移動する、シャドーコピーの領域を移動すると、よい場合がある、と書かれている。復元ポイントはシャドーコピーを使うので、復元ポイントを無効にすると、この領域が解放される、ということだろう。で、どの作戦をとるともっと縮小できるかは、イベントログを見るとわかる、という仕掛け。

すべては、「ディスクの管理」のエラーメッセージが悪い。


2017/06/15

いまさらのiPad mini2購入

初代iPad miniを使っていたが、さすがに遅くなってきた。キーボードがすぐに開かなかったり、漢字変換も引っかかる。メモリが少ないせいか、落ちるアプリが増えてきて、Safariも見るサイトによってはエラーになる。iOS 10のマルチタスクも使えない。

で、だんだん不満が募り、iPad mini2か、iPad mini4を買おうと整備品をずっと見ていたのだが、iPad mini4はなかなか出てこない。そうこうしているうちに、iPad mini4は128GBのみとなり、正規品では買えない値段に。

おそらく3ヶ月くらいは待っただろうか。あきらめて、iPad mini2の32GBの整備品を購入。ゴールデンウィーク前に大量に出た様子。ゴールデンウィーク中に悩みぬき、まぁ、そんなすごいパフォーマンスが欲しいわけでもないから、よかろう、と購入。

で、無事到着し、液晶保護フィルムを買ってきて、と思ったら、iPad mini2用というのは店頭にはない。iPad mini4用はある。微妙に違うんだろうなぁと思い、ネットで探し、Softbank SELECTIONの衝撃吸収フィルムを購入。不器用な私は、妻に張ってもらった。

しかし、このフィルム、フィルム上で指をスワイプすると、「シャッ」って音がするんだよね。周りの人にも聞こえるらしく、「シャッシャッ言ってるな」と息子に言われる。

初代iPad miniは、初期化して、その息子のモノに。

iPad miniは初期化の前にiTunesでバックアップ、iPad mini2にデータを移行。したつもりだったが、いくつかデータが移行されないゲームあり。ガックシ。データがクラウドに上がっているアプリは、さすがに移行が簡単。なかなか便利である。

で、iPad mini2の使用感はというと、爆速というわけではないけど、ストレスなく文字入力ができ、アプリも落ちなくなり、Webもエラーで再表示を繰り返すことがなくなった。iPad miniは16GB版であふれ気味だったのが、32GBで余裕になったのもよい。

とかなんとかやっているうちに、新しいiPadが発表になり、iPad mini4の整備品が出回る始末。でも、16GB版だったし、32GBのiPad mini2をお安く買えたので、まぁ、満足。


2017/02/11

アメリカの証券会社の口座に関わる、日本の確定申告 (2)

日本に住んでいてアメリカの銀行、証券会社に口座のある人は、アメリカでどのように税金がとられるのか。

基本的な考え方は、日本に住んでいる人の活動に関わる所得なのだから、その人にまつわる所得税は日本で課税させる、ということ。とはいえ、米国が全くかかわりがないわけではないので、どういう配分にするかが、租税条約で取り決められているらしい。

まず、日本が活動の拠点であるということを、アメリカの金融機関に行っておく必要がある。非居住者である旨、宣言しておく必要がある。これが、W-8BENフォーム。これを提出しておかないと、アメリカ人と同じように課税されることになる。

で、私は提出していたかというと、何かのタイミングで提出していたらしい。

これを出しておくと、アメリカでの課税ではなく、日本での課税となる。すなわち、確定申告が必要になる。

口座の利子は、アメリカでも源泉徴収の対象なのだが、W-8BENを提出しておくと、税金が引かれず、利子が全額入金されている。この利子に対する課税は、日本でなされることになる。

私の場合、投資信託の配当金があった。配当金は自動的に再投資されたのだが、この配当金は課税の対象。アメリカでは、配当金の性質や、その人の所得に応じて税率が異なるらしい。個々の詳細は不明。Webで調べると、非居住者でも10%の源泉徴収があると書かれているページが多いが、私の場合、源泉徴収はされていなかった。これは、金融機関が発行する1099-DIVなどのフォームでわかるはず。つまり、私の場合は、配当所得があったが、米国では課税されていなかった、ということ。

利子や配当を日本で申告する場合、どう申告するかが問題になる。利子は、問答無用で総合課税になる模様。配当金は、ファンドの元の性質によるらしいが、私の場合株式ベースのファンドであり、この場合、総合課税か申告分離課税かを選択できるようだ。

どっちを選ぶのが良いかは、他の活動で損失があって合算できるようなケースもあり、それと合わせての選択となる。

米国で課税されている場合は、確定申告すると二重課税になるので、配当控除なる制度がある。米国で課税されたうちの一定額は、日本では課税しませんよ、ということになっているらしい。

米国で所得があると、当然、米ドルでの口座に入金されているわけだが、これを円換算して課税所得を求める必要がある。これは、その所得が発生した日のTTMで換算して合算することになる。TTBが有利だからTTBを使ってもよい、というサイトもあるが、TTMを使っておくほうが、面倒な説明が発生する可能性がさがるっぽい。

で、これらを確定申告するわけだが、確定申告書作成サイトで、すべて入力できるようになっている。なかなか便利。下調べや、支払いを示す書類の準備などありますが、できないことはない。

なお、素人が調べたものなので、本格的に必要な場合は、専門の税理士さんに相談したほうがよさそう。


2017/02/05

アメリカの証券会社の口座に関わる、日本の確定申告

昔、アメリカに1年程済んだことがあり、その時に証券会社の口座を作った。投資信託を買ったりしていたのだが、大損。ようやくトントンな感じまで回復してきたので、口座を閉じようと考え始めたところで、いきなり配当が出た。

たまたま確定申告をしようとしていた年に。

そんなに額があるわけではない(ほかに何もなければ確定申告不要なレベル)のだが、後で、変に税金を取られるのも嫌なので、ちゃんと確定申告をしよかなと思ったのだが、なかなか手ごわい。調べたことをまとめておく。

まず、日本の課税の体系(そっからか)。

日本での課税の体系は、総合課税、源泉分離課税、申告分離課税の3つに分かれる。

大きくは、総合課税と分離課税。総合課税では、所得をすべて合算して、その合算に対して税率を決め、課税する。これが基本。一方の、分離課税では、総所得には合算せず、ある収入科目の中の収支により税率、税額を決める。不動産、株式等の譲渡益の課税では、申告分離課税を選べる。

分離課税は、源泉分離と申告分離に分かれている。源泉分離課税では、所得の発生と同時に課税される。例えば、金融機関の利子は、発生時に税金がとられており、税金を控除された分が、口座に入金されている。申告分離課税では、確定申告での申告により税率、税額が確定する。

総合課税と申告分離は、選択できる場合がある。総合課税は、累進税率となっているので、申告分離できる場合に総合課税にしてしまうと、不利になる場合がある。

確定申告では、課税所得や、分離して申告する所得を確定する、ということになる。サラリーマンの場合、給与以外の所得が20万円以下の場合、確定申告は不要である。医療費控除などで還付を受けたい場合確定申告をすることになるのだが、いったん、確定申告をすると決めると、給与以外の所得が、たとえ20万円以下であったとしても、それも含めて申告する必要がある。よって、医療費控除で還付される金額よりも、給与以外の所得による税金の方が大きいのであれば、確定申告しないほうがよい、というケースも出てくる(給与以外の所得が20万円以下の場合)。

ふるさと納税。ふるさと納税は、ワンストップ制度を使える場合は、確定申告不要。しかし、ここでも医療費控除での還付を受けようとすると、やはり、ふるさと納税を含む確定申告が必要になる。あるいは、ワンストップの条件を超えてふるさと納税を利用する場合、確定申告が必要になり、申告しなくてもよかったはずの所得の申告をしなければならなくなる。ワンストップの限度に抑えておけばよかった、などということも発生しうる。

と、ここまで理解して、で、アメリカの証券会社で所得が発生した場合は、どう申告するのか、という話にやっとなる。

2017/01/21

パナソニックの加湿器 FE-KXF15 使用感

これまでDAINICHIのHD-9009という加湿器を使っていたのだが、我が家の冬場では、加湿能力が若干足りず、湿度30%割れの状態。

フィルタをちゃんと交換すればよいらしいのだが、こまめにメンテナンスしないと、フィルタがすぐにダメになってしまうらしい。HD-9009は、いわゆる気化型の加湿器で、フィルタに水を吸い上げて、そこに風を当てて水蒸気を飛ばす仕組み。このフィルタが、使っているうちに水を吸わなくなり、水蒸気も飛ばせない状態になる。

で、妻の我慢が限界となり、もっと大型の加湿器を買うことに。

選んだのが、パナソニックのFE-KXF15という製品。HD-9009は、加湿能力が900ml/時間だったのに対し、こちらは1500ml/時間なので、約1.6倍の加湿能力があることになる。メンテナンスは、月々のフィルタ洗浄は必要だが、フィルタ自体は十年間交換不要とのこと。最大出力の1500ml/時の場合の運転音が45dBというのがどの程度なのかよくわからなかったが、それなりにうるさいとの、評価もあり。出力を900ml/時にすれば問題ないとのコメントもあり、まぁ、大丈夫だろうとして、Amazon.com, 楽天で安いところを探して、ポチッた。

私が会社に行っている間に着荷し運転してみたところ、、、、。

うるさい!!!!

妻さんは、初期不良と思い、パナソニックのコールセンターに電話してみたそうな。が、まぁ、そんなものです、という結論。

が、加湿能力は、フィルタがきれいな状態ということもあるだろうが、部屋の湿度計で見ると湿度が30%に回復。加湿器の表示では50%にまでなっており、加湿されている模様。体感でも感じられるので、加湿能力としては十分なようだ。

運転出力を下げると、まったくうるさいということはなく、むしろ今までの加湿器より静かかもしれないくらい。

コールセンターに連絡したと聞いたときは失敗したかもと思ったが、問題ない買い物でした。

2017/01/08

Spotifyを通勤時に使ってみる

通勤時の暇つぶしに、Spotifyを使ってみた。

普段はほとんど音楽は聴かないのだが、Spotifyだと昔の知っている曲や、映画のサウンドトラックなどが聴けるようになっており、「ながら」で聴くにはちょうど良い感じだったのである。

通勤時に使えないかと思い立ち、実験。使っている通信環境は、iijmioの3GB/月のサービス。wifiルータが貧弱で今時良いのかの3G。

Spotifyはストリーミングサービスなので、パケットカウントされるとあっという間に月間通信量を超えることが予想される。よって、低速通信モードで試してみる。低速モードは、200kbpsである。

ぷちぷちになっちゃうかなーと思っていたが、意外に切れない。起動時、プレイリストを変える、曲を変える、などの操作をすると若干もたつく。曲の始めの方で、若干途切れるが、もともとながらなので、私には気になるほどではない感じ。

いいじゃん! と思い、数日面白がって使っていたところ、、、。
通信規制に引っかかっちまいました。

通勤時間は約1時間40分。このうち、おそらく1時間ほど音楽を聴く。すると、だいたい120MBほど使う模様。で、行けるじゃんとなって往復で使うと240MB/日。iijmioは、低速モードでも3日間で366MBを超えると通信規制がはいる。

ま、軽く超える。

知らんかった。というか、完全に忘れていた。

片道だけでも使うか、、、。あうあう。