2018/11/20

ADSL+CATVから光回線サービスへ(2):IIJmioひかりの導入

というわけで、IIJmioひかりに切り替えた。なんでIIJmioひかりにしたかは別途書こうと思うが、テレビのサービスとスマホ回線の割引の関係から、IIJmioひかりを選んだ。

IIJmioひかりは、フレッツ光の回線をつかったサービス。IIJがサービス窓口になって提供する、いわゆる、コラボレーション事業者によるサービスになる。

申し込む前にいろいろ調べたのだが、わからないことがありサポートに問い合わせた。細かいことは、一旦申し込んで、その後のコンサルテーションで聞いてくれ、とのことだったので、申し込んでみることにした。

聞きたかったことは、フレッツで提供されている低速の光回線も扱っているか?、ひかり電話を申し込んだ場合に固定電話の回線はどうなるのか?(ADSLは動き続けるのか?)、フレッツテレビは使えるのか? の三点。

ひかり電話も申し込むつもりだったが、ナンバーポータビリティのため、今の固定電話の契約者名の入力が申し込みには必要だった。我が家の固定電話回線の名義は義父。携帯・スマホのナンバーポータビリティでは、元の契約者と移行先の契約者名が一致していることが求められるので、ここもそうで、名義変更が必要なのかと思い、一旦、ひかり電話の申込みはせずに、インターネット接続サービスだけ申し込んで、コンサルティングに聞いてみることにした。

申し込みをしたことになるので、"setup information"とか、"thank you for your order"というメールが来る。

数日後、IIJからコンサルティングの電話がかかってきた。すっかり申し込みの確認のような調子だったが、気を取り直して質問する。

ひかり電話のナンバーポータビリティでは、名義が一致している必要はなく、名義人名をちゃんと示すことができればよいようだ。ADSLの申し込みと同じである。名義変更はそれなりに大変そうなので助かった。

回線速度については、フレッツ光で提供されておる100Mbps, 200Mbpsの低速の回線は選べず、ギガの回線のみ。フレッツテレビは使えるが、NTTに申し込んでくれ。ひかり電話の開通で、固定電話の回線は休止という状態になり、ADSLは使えなくなる。とのこと。

まだ決断してなかったので、また連絡します、といったところ、月末に確認の電話をします、とのことだった。

月末にそのとおり連絡があり、そこで、ひかり電話も含めて申し込み、工事日を決めた。週末の工事は費用が追加で発生するため、会社を休めそうな日に決めた。

正式に申し込むと、"ready to start"というメールがくる。このメールにはコンサルティング時に決めた申し込み内容が書かれているのだが、よく確認したほうが良い。別途、郵送でも契約内容が送られている。私の場合、ひかり電話のことが書かれていなくて、あとで少しもめました。

ひかりの申し込みができたので、次はフレッツテレビだ、と思いNTTに電話しだが、光回線開通後でないと申し込めません、って。なんと。がっくり。

つまりは、光回線の工事とフレッツテレビの工事は、工事日を同日にできない、ということ。ちと、残念。また、光終端装置が二つになるということも知らされた。コンセントがもう一ついるのね、、。これらは、コラボレーション事業者を通じたからの制限ではある。まぁ、細かい話ではあるが、まだまだいろいろありそうなことを、予感させるに十分な感じである。

光回線に話を戻すと、申し込みが完了すると、IIJの会員サポートページで契約内容が確認できるようになるのだが、工事の前々日に、そういやひかり電話のことが書かれていないなぁ、と思い、念のため、サポートに確認の電話をしてみた。すると、申し込まれていません、と言われる。なんてこった。

電話でお願いしたことは明確に記憶していたので、何月何日の電話で申し込んでいるから確認してくれ、というと、今日中に連絡しますとのこと。

が、この日は連絡がなく、工事前日の朝に、どうなってんのさ、と再び電話。すると、ご回答できない状態です、と混迷を深める回答。工事が明日なので流石にちょっとなーと思い、まずはできるのかできないのかを確認して答えよ、どっちの方向で対応しようとしているのか教えてくれ、とお願いする。

まー、おそらく、録音されている申し込み時の電話の内容を確認したところ、申し込まれているけど手配されていないことが発覚し、関係各所の調整をしているところ、といったところか。

午後になって電話があり、申し込まれていた通り、ちゃんと同日にひかり電話を開通します、とのこと。まぁ、いまひとつすっきりはしないのだが、一安心して電話を切った。ところが、サポートの契約内容のページはリアルタイムには更新されない様子。翌日の工事で業者ともめないように何か証拠を残しておかないといかんなぁと思い、Webのサポートページから、電話で話した内容を工事開始前にメールするよう依頼した。で、工事の直前にメールが届きました。

最初の申し込みでひかり電話を申し込んでなかったのが要因だけど、だったらなんのためのコンサルなのさ、というのが、この顛末の感想。

さておき、翌日の工事日には、工事の業者さんは、ほぼ予定の時間に来てくれました。来る15分ほど前に前に、これから行きます、と連絡あり。外の回線工事があるので、ゴンドラ付きのクレーン車、回線工事の技術者の方、交通整理などされるサポートの方の二人が来てました。

光ファイバー用の空配管があるはずなんですけど、と伝え、工事開始。空配管の外の出口は、防水コンセントのような形で外に出ている。家の中で空配管の出口のコンセントの場所を確かめ、外から通線ワイヤーを空配管に通す。次に、その通線ワイヤーを使って、光ファイバーを空配管に通す。通線ワイヤー、超有能だ。

光ファイバーの出口用にコンセントの端に光コンセントを増設して、カバープレートもそれ用に取り替え、光回線のコンセント完成。

次に、外工事。外壁にファイバー固定用の金具を取り付け、それで光ファイバーを固定。さらに、ファイバーを近くの黒いボックス(クロージャーと言うらしい)まで引き込み、そのなかにつなぎ込んでいる。電柱にはいろいろな線が来ているが、今回の工事でどの線がなんの線なのかの謎も解決。

で、固定電話線を撤去。一応、業者の方から撤去して良いか聞かれる。不要になった回線はできる限り撤去している、とのこと。メタル線に戻る可能性はゼロとは思わなかったが、トラブルの元なので撤去をお願いした。あとで気がついたのだが、撤去されたのは、引き込み口まで。プチンと切ったのだと思うが、そこがどう処理されたのかは、不明。。おそらく、引き込み口の防水コンセントに押し込まれたのだと思う。

で、中に戻ってきて、信号状態を確認し、光終端装置(ONU)を設置。光終端装置に宅内の電話線をつないで、電話の接続を確認。電話がかかってくるかと、かけられるか。電話がかけられるかについては、電話機にマイラインの設定がされているとつながらないので、その点も確認してくれる。

インターネット接続の確認までは、してくれない。が、電話の確認中に、ささっと設定を済まして、インターネット接続も確認できた。設定は、基本的には、ONUにログインして、PPP接続用のID, パスワードを設定するのみ。ONUのログインでちょっとだけ手間取ったが、ID/パスワードを設定すると、あっという間にインターネット接続も確認できた。

およそ2時間で完了。これも事前に聞いていた通り。工事は、とてもスムーズでした。

で、結果は、昼間は30Mbpsくらい出るのだが、夜は5Mbpsを切ることも。昼間は早くなったなーと体感できるくらいなのだが、かなりブレる。測るサイトによっても結構違って見える。遅いときは、サイトによっては遅いなーと感じるときもあるが、総じて軽くなった気がする。12月に予定されているIIJの設備強化に期待。

次は、テレビの切り替え。

(2019.9.14)
IIJひかりへの切り替え後、2回の設備強化が実施された模様。計測するサイトによるが、200Mbps超となる場合もある。夜も5Mbpsというようなことはなくなった。

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