2018/12/17

ADSL+CATVから光回線サービスへ(8): まとめ

NTTがフレッツADSLのサービス停止する、というニュースを見て、ADSLをやめることにした

行き先は、CATV会社のインターネット接続サービスか、光回線によるサービスか。いろいろあるのだが、テレビや電話も合わせて考えていかないと、無駄な利用料を払うことになる。J-COMは、インターネット接続の速度に不安があったので、光回線に移行することにして、いろいろ調べた

使い勝手で大きな影響があるのは、テレビのサービスだろう。テレビのサービスを決めると、回線が決まってしまう面もある。

いろいろ調べた結果、光回線とインターネット接続はIIJのIIJmioひかり、電話はひかり電話、テレビはフレッツテレビとスカパーにすることにした。

IIJmioひかりは、コラボレーションサービスと呼ばれているサービスで、光回線はNTTのフレッツ光である。IIJが窓口となって、回線とインターネット接続を提供する。回線がフレッツなので、NTTが提供するフレッツテレビとスカパーが乗っかる。フレッツテレビはNTT、スカパーはスカパー、と提供業者は少し複雑になった。

このため工事は一度にはできず、まず光回線を敷設してインターネット接続を開通し、その後、フレッツテレビの配信を受けるようにする、という流れ。フレッツテレビが視聴できるようになれば、スカパーは申し込めば視聴可能となる。

今回は、スカパーを契約すれば家の中の配線工事が無料というキャンペーンを実施ていたのでそれに乗って、うまい具合に宅内も配線してもらった。

IIJmioひかりが開通した時点でADSLを解約フレッツテレビとスカパーが視聴できるようになった時点でJ-COMを解約した。

で、移行してどうだったかというと。

インターネット接続は、△~〇。昼間の通信速度は、とても速くなったと思う。オフラインで見るコンテンツのダウンロードが、とても早くなった。夜の遅い時間に遅く感じられることがある。通信速度を測ってみると、3Mbpsくらいになっているように見えることもあった。

すごい遅くなったじゃん、とも思ったのだが、体感はそれほどでもない。速度も測るサイトでバラバラで、あるサイトで5Mbpsとなっても、他のサイトでは10Mbps以上出ていたりする場合もある。ようは、見ている先にどういう経路で繋がっているか、見ている先がどれだけ帯域を持っているかが体感速度に大きく影響しているのではないか、ということ。

ISPがボトルネックになるとよく言われる。昼間と夜間で速度が変わるので、ISPからインターネットに接続する装置のスケーラビリティの問題はあると思う。光に変えたのに、と数字だけ見て嘆くような話が多くあるが、ADSLからの移行からかんがえると、十分かなー、という感じである。と言いつつ、ISPの設備増強には期待している。

電話は、〇。〇というか、使い勝手が何も変わっていないので、特に感想もない。ナンバーディスプレイはオプションではなく、デフォルトにして、という希望はあります。
まだ使っていない機能があるので、使ってみたいとは思っている。それは、宅内でスマホで固定電話通話が可能になる機能。家の中の無線LANに繋がっていれば、スマホで固定電話の発信・着信ができる。庭に出ているときなど、便利そうだ。

長距離電話の際に電話会社を選べるマイラインを使っている場合は、使い勝手が変わってくるのかもしれない。が、使っていないので、わかりません。

テレビは、◎。録画機能のないショボいセットトップボックスを使い続けていたせいなのではあるが、ビデオレコーダーだけでBSとCSの番組が録画できるようになったのが一番のメリット。今までは、セットトップボックスをレコーダーの外部入力につなぎ、レコーダーとセットトップボックスの両方に録画の登録が必要だった。書くと簡単だが、まぁ、手間がかかる。

外部入力での録画になるので、BSとCSのなかで録画したい番組が重なると、どれか一つしか録画できない状況だった。切り替え後は、レコーダーにチューナーが二つあるので、地デジ、BS、CSの範囲で二番組録画ができるようになった。

外部入力経由の録画ではなくなったので、BSとCSの録画画質が気持ち良くなった気がする。これは、気がする程度かもしれない。

それから、BSがテレビだけで視聴できるようになったことも、大きなメリットだ。J-COMは、地デジはパススルーで送信しているが、BSとCSはトランスモジュレーション方式をとっている。したがって、BSとCSの視聴は、セットトップボックス経由でなければ視聴できない。フレッツテレビは、すべてのチャンネルがパススルー方式での送信となっているので、セットトップボックスが不要なのだ。結果、アンテナ線さえ繋げば、BSが視聴できるようになる。

我が家のレコーダーの制限なのだが、外部入力から録画した番組をタブレットなどにムーブする際にフォーマット変換しなければならず不便だったのだが、それもなくなった。

J-COMのCSがHD画質だったのが、スカパーはSDだと思われるので、そこだけ悪くなったなーと思うが、録画でしか視聴しないので、あまり関係ない感じ。外部入力経由での録画をしなくて良くなったので、録画の画質は改善したんじゃないか、という気がしないでもないくらい。要は、画質のグレードダウンは、私には関係なかった。

料金としては、最終的にスカパーのチャンネルをどうするかによるが、インターネット、電話、テレビで月1500〜2000円のアップになりそうだ。正直なところもう少し抑えたかったが、仕方ないところであろうか。

比較的スムーズに移行できたし、使い勝手も良くなったので、まずは満足である。翌月に予定されているISPの増設工事にも期待。

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