2019/03/16

英検 準一級の参考書

英検 準一級を取得した。あまり理由はないのだが、、、、。ちょっとやってみようと思い立ち。

英語は、好きだし、得意な方だ。とはいっても、読めるだけで、しゃべり、作文は得意ではない。そもそも、日本語でもそんなに意見したりしゃべる方ではないところに本当の問題があるのだが。

やってみようと思いたったのが、12月ごろ。試験は、一次試験が1月、二次試験が3月。思い立ってみたものの、あまり時間がない。リーディングの過去問を解いてみるも、単語力がちょいと足りない感じ。どういう試験形式なのか調べると、ライティング、スピーキングもあるので、ちょいと頑張って勉強しないとあかんかなという感じ。ライティング、スピーキングは、時事ネタ、社会ネタを自分の意見として論理だてて書いたりしゃべらないといけないので、ネタを仕入れることも必要な感じ。

参考書が必要だ、ということで、使ったのが、3冊。

1冊目は、成美堂出版の英検準1級ポイント攻略問題集。ライティング、スピーキングまで一通りの練習にはなる参考書だが、リーディング、リスニングの問題の対策として購入した。解説がシンプルで、一通りの問題数があり、自分には向いていると思い購入。これを、3、4回集中的にこなす。リスニングの教材としては、通勤時間を使ってもっと聴いたかな。

2冊目は、旺文社の旺文社の英検準1級 文で覚える単熟語。単語、熟語勉強用に編集された参考書のようであるが、時事、社会ネタの分野ごとにある程度の長さの文章がたくさん収録されており、これで時事・社会ネタのポイントをつかむことができるように思う。これは、自分で選んだわけではなく妻が買っていたものだったのだが、かなりレベルが高いように思う。分量が多いので、深くは読み込んだり聴いたりはできなかったが、これも通勤時間を使って、2、3回は聴いただろうか。

この二冊で、単語、熟語は準1レベルに対応できるように思う。一次試験に必要な時事・社会ネタも仕入れられ、最低限のライティングのポイントや書き方のパターンもつかめるように思う。

この2冊を4,5回通読、通勤時には付属のCD-ROMを聴いて耳を慣らし。これで、一次試験に臨む。なんと、海外出張の帰国の翌日が試験だったが、合格!

ライティングがちょっとあかん感じだった。ライティングは、一切練習をせずに望んでしまったのだが、必ずやっておくべき。少なくとも時間配分を知るために、何度か文章を実際に書いてみるべきだ。頭で文章を作るのと、紙に書き起こすのとでは、かかる時間が全然ちがう。

長文系も、読み解き方のポイントを練習を通じて、もう少し頭に入れておいた方がよかったように思う。読めると思っていても、試験ではポイントを素早く抑えないといけないので、コツをつかむ必要があるように思う。

ライティングと長文系の問題で想像以上に時間がかかり、解答を見直す時間がなくなってしまい、おっとしまった、という感じの終わり方になってしまった。せっかくの参考書をもっと活用すべきだったが、参考書の勉強を通じて身についた単語が出てきて、参考書は役に立ったと感じている。

で、二次試験に臨むということで、面接用の参考書を探し、3冊目は、Jリサーチ出版の英検準1級面接大特訓。買った後で気が付いたのだが、ちょっと古い。が、これは、よかった。面接のナレーションで必要そうな例文がみっちり詰まっている。加えて、12の面接の練習問題。さらに、時事・社会ネタのQ&A集。特に、例文とQ&A集が良かった。

例文は、かなりのボリュームがあるのだが、すべて暗記する勢いでこなすと、ナレーションの練習で、その例文が活用できるようになっている。どういう言い回しを使いこなせるようになっているとよいかがわかるようになっている。ナレーションの練習を集めた参考書もあるが、自分はしゃべりがぜんぜんできないので、この参考書の例文集は非常にありがたかった。

Q&Aも文や広くカバーしており、自分だったらどういう回答をするかなぁと考えながら読み込める。実は、これが役に立った。

で、面接試験に臨む。順番に待つのだが、待っている間は、こんなに長くしゃべらされるのか、というくらいに感じる。

で、自分の番。で、挨拶して入り、座ると雑談的な質問をされるわけだが、、、。まぁ、聞かれたことは単純だったのだが、想定外の質問。というか、ここでどんなことを聞かれうるのかのパターンをまったく想定していなかったので、あ、そうか、何を聞かれるか、何も考えてなかった! と、若干あせる。まぁ、答えられないものではなかったので、事なきを得る。

で、カードを渡されナレーション。ナレーションは、、、、失敗した。時間切れになったのだ。

あれ、カラーなんですね。おう、カラーなんだ! と面食らっていると、準備してね、と言われる。で、ストーリーを考え始めるが、、、。まとまらない。ここは、今でも、何をどう準備すればよいのか、よくわからない。試験の時には、本当に焦っていて、何をポイントに喋ればよいか、まとまる前に準備時間が終了。

で、ナレーションスタート。頑張ってちゃんと説明しようとして、つまりながらたくさん喋ると、あっという間に2分を使ってしまう。絵の中の要素をあれこれしゃべっちゃうと、あっというまに2分消化。最後のコマをしゃべっているところで、時間切れになってしまった。また、たくさん喋りたくなるというか、しゃべれちゃうコマがあって、そこで時間を使ってしまった。

喋りが本当に苦手なので、どういう言い回しをすればよいか、つなぎをちゃんと入れよう、登場人物の感情を入れよう、時制に注意しよう、登場人物のしゃべりをうまく組み込もう、といったことを頭に入れることを重点的に練習していたのだが、ライティング同様、時間を計っての練習をサボっていた。この時間感覚をつかんでおくことはとても大切。実は、2分は短い。喋れない人にとっては、とてつもなく短い。ナレーション前の準備時間の1分も、ちゃんと図って練習して感覚をつかんでおくべきだ。これ、絶対。

そのあとの質問は問題なく応対できたのだが、なんと、Q2からQ4が、この3冊目の参考書に掲載されていたのと同様の質問だったのだ。他の参考書でも出ているのかもしれないが、自分だったらどう答えるかなぁ、とまさに考えを整理していたので、さらさら、と答えることができた。

で、面接時間はどうだったかというと、自分の番はあっというまに終了。

で、面接もめでたく突破。ナレーションは全然ダメかなーと思っていたが12点もらえていた。まぁ、頑張ってしゃべり続ければ、何とかなる模様ではある。

全体には、ちゃんと勉強しなかったら、突破できない感じではありました。参考書は、どんなものでも、ちゃんとやっておくべき!


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