2015/11/29

Windows 10 Home (32bit)とMicrosoft Money Sunset Version

Windows 10にバージョンアップするとMicrosoft Moneyが動かないといわれているけど、私のところは動いた。

32bitだと動くのかもしれない。あるいは、バージョンアップしたのが結構遅かったので、対策された可能性もあるかもしれない。

よくわからないけど、何もしなくても動いている模様。MoneyLookからダウンロードした明細をAGR形式に変換するML2AGRも動くし、Felica2Moneyも動く。なので、Windows 7の時と同様、MoneyLookからの明細をMoneyに取り込むことができています。

Moneyが動かない、というのは何のことなのだろうか。。。

2015/11/27

小型Wifiルータ Planex ちびファイ3 (MZK-DP150N)

めちゃめちゃたくさん行くわけではないのだが、出張でホテルに泊まる機会がぼちぼちある。最近は、WiFiが使えることがほとんどなんだけど、部屋によっては、信号強度が残念なことがある。パソコンであれば有線LANを使えばよい話だが、iPadやiPhoneをWiFiで使いたいので、困ることがあった。

で、小型のWifiルータを買うことにした。数年前から出ているのは知ってたが、そもそも必要性がそんなになかったし、電源アダプタが必要だったりして、あんまりほしい感じではなかった。で、最近になって調べてみたら、コンセントに直接させるWiFiルータが出ていて、これだ! と思って買ったのが、Planexのちびファイ3.

ちびファイ3は、最近の300Mbpsは使えないけど、当然ながら小型で、電源プラグ部分が折り畳みでしまうことができる。コンセントに挿すことになるので、そこまで有線のLANケーブルをひかないといかないのが、若干気になる点か。ただ、ホテルの場合は、PC用の電源コンセントのそばにLANポートが出ているので、問題になることは少ないはず。

設定は、端末側にSSID, パスワードを設定するだけ。何の問題もなく使えます。

本体にパスワードが張り付けられているのだが、この印刷が小さいのがおじさんにはつらいけどね。。。

2015/10/03

ミャンマー出張(4) (ヤンゴン空港、出国)

Shwedagon Pagodaのあとは、夕食をご馳走になる。空港までの移動で渋滞にはまるのはいやなので、空港近くのレストランを用意してくれていた。

で、気を利かせてくれてマンゴージュースを注文してくれたのだが、氷入り。いやー、最後の最後でドキドキしました。もともとマンゴージュースはあまり飲まないし、氷も入っていたりでまいったなーと思いつつ、少しいただく。まぁ、きれいなレストランでもあり、問題ありませんでしたが。

そこから空港までは、4、5分。

ANAの自動チェックイン機は見当たらず、カウンターでチェックイン。出国手続き用に、出国カードを渡される。出国手続きは、パスポートとそのカードを出すだけであるが、なにやらちゃんとチェックしており、数分かかる。何をチェックしているのだろうか。

日本への直行便は夜の10時近くに出発で、ヤンゴン空港内の店は閉めている場合もあると聞いていたが、免税店は開いている(ただし、小さい)。ヒスイや民芸品的なお土産を売っているお店は、営業していた。

ヤンゴン空港は、無料の無線LANがあったが、安定せず。接続するもすぐ切断で、メールを送るくらいなら何とか使えるが、ちょっと厳しい感じ。場所がわるかったのかも知れないが。

ちょっとした食事が出来そうなカフェは営業していた。連れがいなければ、まあまあよさげな雰囲気。ヤンゴン空港は、お土産やも含め、そんなにお店の軒数があるわけではないので、ショッピングや食事で時間をつぶす、という感じではないかな。

で、搭乗。夜発で、日本には朝につくので、基本的には皆さんおやすみな感じ。できれば、隣が空いているのが吉。うつらうつらしている間に、朝食時間になり、成田に到着です。

ま、その足で職場に向かいましたけどね。。

ミャンマー出張
ミャンマー出張(2)
ミャンマー出張(3)

ミャンマー出張(3) (Shwedagon Pagoda)

1泊3日の二日目の打ち合わせは夕方に終了。どこにも行く時間がないんだよー、と話していたら、Shwedagon Pagodaに連れて行ってくれるとのこと。

Shwedagon Pagodaは、なんというのだろう。多分、寺院。大きな仏塔や、いろんな廟がたくさんある寺院。ミャンマーは、仏教徒が多く、上座部仏教を信仰している。個々人が良い行いを積み重ねていくのが良いとされる感じ。なので、こういった寺院を詣でる人も多く、一緒に行ったミャンマー人も毎月来ると言っていた。

土足では入れず、自動車で靴を脱ぎ裸足に。境内は、比較的きれいに掃除されており、怪我をするようなことはないと思われる。シンボルになっている巨大な仏塔があり、それを中心としてたくさんの仏像や廟が建っている。誕生日の曜日毎にお祈りする場所が設けられており、私は土曜日だったらしいので、土曜日のお祈り場所の像にお水をかけて清めたり、金箔を買って仏像にペタペタ貼り付けたり。これらすべてが、良い行いになっているようなのだ。とても、興味深い体験でした。



 

















































































ミャンマー出張(4)へ
 
 
 

2015/10/02

ミャンマー出張(2) (Sule Shangli-Laと、その周辺)

今回宿泊したのは、Sule Shangli-Laホテル。



最高級ホテルで、特に問題なし。基本的には、アメリカのホテルに泊まっているのとなんら変わりがない。基本的なアメニティはそろっており、コーヒー等も用意がある。冷蔵庫もあって、買ってきた飲み物も入れられる。セーフティボックスもあり。部屋に無料のミネラルウォーターが数本あり。
 
電源コンセントは、日本のプラグが挿さるようなユニバーサルな感じの形状。電圧は220~240Vで日本より高いので、使用機器がその電圧に対応していればそのまま使える感じ。また、変換プラグはホテルで貸してくれるようだった。無線LANも普通に使えました。
 
水道は、よくわからず。当然飲まないんだけど、シャワーを出したら、茶色い水がたまった。バスタブが汚れていたのか、サビ水が出たのかは不明。2、3分ほど出しっぱなしにしておいたら、きれいになった。
 
部屋は、とてもアジアンな感じで、とても落ち着きのある感じ。

 
 
夕食までちょっと時間があったので、近くを散歩。徒歩圏にあるBogyoke Marketに行き、土産物を物色。なにせ、1泊3日なので。
 
時間がなくてほとんど見ることが出来なかったが、とにかくたくさんのお店が入っている模様。食料品は少なくなく、ジュエリー、バティックのような土産物屋が多い感じ、上野アメ横のような感じ。閉店間際でほとんどの店が閉店作業中だったので、違うのかもしれないが。ヒスイの品(ブレスレットや動物の置物)をいくつかゲット。なんと、クレジットカードが使えました。カードが使える店が増えている様子。面白いのが、ピン番号で決済するのだが、サインも求められる。
 
Bogyoke Marketの隣には、高級スーパーマーケットあり。こじんまりだが、普通の食料やアルコール類はここで手に入る感じ。実際、ここでビールとポテトチップと、若干の土産物を調達。ちなみに、良くある土産は、ナッツを使ったおやつらしい。現地の方からもナッツを使ったおやつのお土産をミャンマーらしい食べ物としていただいた。

ダウンタウンなんだが、こんな路地やお寺もあり。エネルギッシュな感じだ。


 
 
夕食は、ホテルのレストランCafe Suleにて。ブッフェ形式で、寿司、貝もあったが、なんせ1泊3日の出張で腹壊すわけにもいかないので、火が通っているものを中心に食す。お肉が中心になるが、味は良い。ソフトクラブの唐揚げも美味、デザートも多種あり。

 
 
翌日は、業務遂行後、Shwedagon pagodaへ。

ミャンマー出張(3)へ
 

2015/10/01

ミャンマー出張 (渡航前 ~ 入国)

ちょいと用事があり、ミャンマー出張。

ミャンマーに行くには、ビザが必要。観光の場合は、オンラインで申請できるようだが、商用は大使館への申請が必要。現地の会社からの招聘状以外に、特別な書類は必要なく、旅行代理店に頼めば簡単に取れる。一点注意点があり、証明写真が必要なのだが、背景が白と指定されている。これが、本当に白じゃないとダメらしく、グレーははじかれるとのこと。証明写真ボックスで撮る場合は、背景が白のボックスを選ぶ必要あり。ボックスによっては、NGの場合があるということなんです。私は撮り直しましたよ。
 
滞在期間にもよりますが、予防接種はしておいたほうがよさそう。調べると、A型肝炎、B型肝炎、破傷風あたりが出るが、私は短期(1泊3日)だったので、A型肝炎と、医者に勧められた腸チフスを接種。いずれも、食べ物から感染して避けがたいので。この2つは、渡航外来のような病院に行けば、2週間で免疫がつくタイプの予防接種がある。そうでない場合は、1ヶ月はかかるので、注意が必要。
 
飛行機は、ANAがヤンゴン-成田の直行便を出しているので、簡単。私が乗った時は、往復ともB-767-300(ER)ってやつ。エコノミーは、2-3-2の配列で、結構な搭乗率。隣が空いているのが良い人は、3列の通路側にすると空き確率高いと思われる。
 
入国審査は、特に厳しい感じはない。質問されることもなく、一通りパスポートを眺めて、端末にデータを入力して、通過。
 
空港から宿への移動は、今回はホテルに送迎を依頼。タクシーは、メーターがないので乗る前に料金を決めないといけないらしい。が、空港からヤンゴンのダウンタウンは7ドルと決まっているらしい。今回は、タクシーには乗らなかった。
 
ホテルから空港は、距離は15km程度のようだが、45分ほどかかった。運転手によれば、渋滞時は1.5時間かかるとのこと。ヤンゴン都心部は、自動車の台数が多く渋滞がきつい。クラクションなりっぱなしの激しい感じ。

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2015/09/19

ゴルフメモ

何度目かの開眼を忘れないように。。。

・アドレス時、右腕をきちんと伸ばしてソールする。右腕が伸びていないとだふりやすい気がする。
・アドレス時、右脚の曲がりを固定する意識を持つ。がしっと固定されている感じが出せると、体の回転のパワーを使いやすい気がする。
・テークバック時、肩を回すようにして上体をひねる。左手を引っ張るような意識だと、左肩が下がり、ダフリやすくなる気がする。
・スイングプレーンを意識してトップまで持っていく。
・インパクトのときに腕をローテーションさせやすいように、トップはシャット気味に。シャットというか、右手のひらを空に向ける感じ。
・左ひじを返すように腕をローテーションさせてヘッドを返し、ボールを捕まえるように打つ。

番外
・腕のローテーションの感覚をつかむため、アドレス前に、体の前でクラブをビュンビュン振ってみる。

ドライバーは、以下。
・スタンスはやや開き気味。
・軸は右に傾ける感じ。
・テークバックを大きく、右脚は踏ん張って、上体を良くひねる。
・インパクトまではコンパクトに振るというか、体の近くを手が通るようにする。
・左肩は開かずに、クラブのしなりを使ってボールを叩く感じ。
・フィニッシュでは、手が左耳近くに来るまで、さらに、クラブを背負う感じになるまで振り切る。これが、大事。


東南アジア渡航に伴う予防接種 (出発二週間前)

突然、ミャンマーに出張に行くことになり。

出発二週間前に、あ、そういえば、予防接種は要らないんだろうか? と気になった。ミャンマーに渡航するは、接種証明の必要な予防接種はないのだが、大丈夫なんだろうか? と。

いろいろ調べてみると、期間が短いや、怪我が想定されない場合は、なしでもよいんじゃね、という感じの説明が多いが、食べ物から感染するA型肝炎は、ちょいと気になる。で、予防接種しておこうかなと思い立ったのが土曜日の昼ごろ。。しかも、出発二週間前。

これも調べてみると、通常、国内で認可されている予防接種は、1回接種、1ヶ月あけて二回目接種、さらに半年あけて三回目接種のコース。二回目で抗体ができるらしいのだが、そもそも出発が二週間後だと意味がない。国内では認可されていないHavrixというワクチンもあって、これは接種後二週間で抗体ができる。

今回は、期間は短いのだが、何回か行くことになりそうなので、国内のでも良いから接種しておこうと思い、近所の病院で土曜日の午後に診察している病院に電話で予防接種可能か問い合わせてみた。ところ、A型肝炎の予防接種は予約制としている病院がほとんどで、一般の病院には在庫がないことが判明。かつ、通常は、国内認可されているワクチンのみの取り扱い。

で、いろいろ調べると、どうも、海外渡航者向けの外来をやっている病院があって、そこだと出来そうな感じ。勤務地の近くにそういう病院があるので、週明けにそこで接種してもらう(週末やってない病院)ことにしようかと思い始めたんだが、もう少し調べると、電車で1.5時間くらいでいけそうなところに、渡航外来のある病院を発見! 電話で状況を説明して接種できるか訊くと、とりあえず来い、とのこと。

受付終了15分前に到着し、問診表を提出。周りを見ると、どうも家族で赴任のような状況の方々が多くこられている感じ。で、先生に相談すると、期間が短くても口から入るのは避けられないから、A型肝炎は受けたほうが良い。出来れば、腸チフスも受けておくべし、とのアドバイス。また、Havrixは国内承認されていないけどと訊いたところ、すでに承認されているワクチンがあるので承認されていないだけで、むしろ、Havrixのほうが海外標準とのこと。

というわけで、A型肝炎、腸チフスの二本の予防接種をグサグサとしてもらいました。二週間前だったけど、ぎりぎりセーフ。

Havrixや、渡航外来で調べると、近くのそういう病院が分かると思います。

2015/08/01

【解決】Windows 7 SP1で、Windows 10へのアップグレード案内が表示されない

7/29よりWindows 10へのアップグレードが始まっている。私が今使っているPCは、Windows 10が使える条件を満たしている気がするが、いつまでたってもアップグレードの予約が可能にならない。で、いろいろ調べてみました。

Windows 10が動くスペックとしては、CPU 1GHz以上、Cドライブに16GB以上の空き、メモリは32bitなら1GB以上、DirectX 9以上のグラフィックスということのようだが、問題ない。

そのうち予約できるようになるんだろうなーと待ってみたが、いつまでたってもならない。

今動いているのは、Windows 7 Home Premium SP1なので、これも問題ない。Windows Updateをきちんとかけていれば、そのうち予約可能になる、というような話だったが、いつまでたってもならない。

調べると、"Get Windows 10" (GWX)というアプリがWindows Updateを介して配信されていないといけないのだが、これがされていないようだった。KB3035583というアップデートをインストールすると、GWX自体はインストールされる。が、予約可能にならない。

っていうか、なんで、このアップデートが「重要」でなく「推奨」で配信されているのかが、分からない。Windows Updateの設定を、推奨の更新プログラムを自動的にインストールする、にしていても、これではインストールされない。Windows Updateしていれば配信されるはず、というのと、何かが違う。

で、もう少し調べると、何かスクリプトを実行しなさい、と書いてあるサイトもある。ところが、このスクリプトを実行してもエラーになる。よく読むと、もう一つアップデートがあることが分かった。それが、KB2952664ってやつ。これをインストールしてスクリプトを実行すると、ちゃんと動く。

で、予約可能になるかというと、この時点ではならない。

この辺まで調べて、一つ気が付いた。KB2952664ってやつは、「カスタマーエクスペリエンス向上プログラム」に関連するアップデート。カスタマーエクスペリエンス向上プログラムって、PCの何がしかの状態をMicrosoftに送って、Windowsの向上に役立てますってやつ。気持ち悪いので、これは無効に設定していたが、、、、、。これか。

多分、カスタマーエクスペリエンス向上プログラムの設定の内容で、Windows Updateで配信されるコンポーネントの重要と推奨が変わるものと思われる。このプログラムを無効にしている人には、Windows 10アップグレード予約プログラムは、配信されない、と見た。

数日後に、Windows 10アップグレード予約プログラムが無事実行され、例のアイコンがタスクトレイに出現、Windows 10にアップグレード可能なことが判明した。

まぁ、、、、、なかなか分かりにくい。

で、最近、MicrosoftのWindows 10アップグレードの説明ページをよく読んでみたんだが、予約プログラムが実行されない場合は、Windows Updateで、すべての重要と推奨のアップデートを適用すること、って書いてあった。。。はじめから書いてあったのかも知れない。。

と、、がんばったが、Windows 10にアップグレードするかどうかは、もう少し様子を見る。

2015/02/11

Windows 8.1でUSBワイヤレスマウスが使えない

Windows 8.1に触る機会を得て環境構築したのだが、USBのワイヤレスマウスが使えない現象に当たった。

問題のUSBワイヤレスマウスは、少し古いタイプで、Bluetoothとかではなく、独自方式の無線を使ったマウス。Windows 7のパソコンでは問題なく使えていたのだが、USB 3.0対応のパソコンにWindows 8.1を入れてみたら、このマウスが使えない。

使えないというのは不正確で、パソコン起動後にUSBポートに受信機を接続したときは使える。この状態で高速スタートアップでWindowsを起動している限りは、マウスは普通に動作する。しかし、再起動するとマウスが動かない。デバイスマネージャで見るとマウスは見えているので認識されていないわけではないのだが、動作しない。ここで受信機をUSBポートに挿しなおすと、動き出す。

そう。Windows 8.1を起動した場合に、マウスが正常動作しないのだ。認識されているにも関わらず。

高速スタートアップを使っている分には良いのだが、リモートからパソコンの電源をいれるためにWOLを使いたいので高速スタートアップを無効化すると、パソコン起動のたびにマウスが動作しなくなり、挿しなおしが必要になる。あまりに面倒。

いろいろ調べてみると、Windows 8.1ではUSBポートの電源制御に変更があったことが分かった。電力を無駄に消費しないように、アクティビティのないUSBポートの電源を落としてしまう、とのこと。このため、USBポートでの機器の充電ができない場合があるとのこと。マウスなどの入力デバイスには、この電源制御は適用されないらしいのだが、、、。結構古い型のワイヤレスマウスなので、そういう制御ができなくなっている模様。

で、回避策があるのかというと、ある。このUSBの電源制御を無効にすることができる。こちらにやり方の記載あり。この記事では充電ができない場合の対策として書かれているが、私の場合、ワイヤレスマウスが動作しない場合の対策としても有効だった。デバイスマネージャで、問題となるマウスの上位にあるUSBデバイスを見つけ、そのデバイスのEnhancedPowerManagementEnabledの値を0に設定すればよさそうだ。少なくとも、この数日、問題なく動いている。

電源制御、恐るべし。

2015/02/07

Windows 8でリモートから電源を入れるためにWake On LAN(WOL)を使う

ようやくWindows 8.1に触る機会を得た。ユーザインタフェイスが変わっていることもあるが、細かなことがいろいろ変わっている。

その中の一つがWake On LAN(WOL)。リモートからパソコンの電源を入れる機能。この機会にいろいろ調べてみたんだけど、シャットダウン状態からのWOLは、Windows 7のころからMicrosoftとしてはサポートしないというスタンス。BIOSやネットワークアダプタの機能として、シャットダウン時もネットワークアダプタに電源いれといてあげる、ということあって、Windowsとして公式にはサポートしていない。

どうも、シャットダウン状態というのは電気を使っていない状態でなければならぬ、とか、シャットダウンしたのに勝手に起動するのを防ぐ、という考え方があるらしい。なので、スリープ状態やハイバネート状態からのWOLはサポートする、ということになっている。

Windows 7のときはここが曖昧で、BIOSやネットワークアダプタを適切に設定すれば、シャットダウン状態からWOLで起動できた。Windows 8では、ここが変更になった。デフォルトの設定では、シャットダウンすると、ネットワークアダプタやBIOSの設定に関わらず、周辺機器には電力を流さないようにチップセットを制御している模様。

なので、WOLを使うには、シャットダウンではなく、スリープやハイバネートでパソコンを止めておかなければならない。Windows 8のスリープはハイブリッドスリープといって、メモリ内容の一部をディスクに書き出す方式になったので、スリープ中に停電があってもデータが失われないのでスリープでもいいんだが、、、。

でも、ゴミをためないためにも、帰宅時にはシャットダウンしたいなーーー、という気分の場合は、どうすれば良いか?

そんな場合のために、いままでのシャットダウンも残されています。これの設定が分かりにくくて、高速スタートアップを無効にする、っていう全然関係なさそうな設定の変更。これまでは、Windowsは、起動時にバスをスキャンして、接続しているデバイスを発見して初期化している。これが時間がかかるのだ。そこで、前回の起動とハードウェア構成が変わっていないものとして、前回つながっていたデバイスのみを初期化してWindowsを起動するのが、高速スタートアップ。

これとシャットダウン時の電源制御がどう関わっているのかは、よくわからない。要は、シャットダウンすると、WOLが効かないレベルまでパソコンが電力を消費しない状態になるということ。他にも、消費電力を落とすために電源制御が微妙に変更になっている模様。これについては、別途。

なかなか難しい。

2015/01/07

Panasonic プライベートビエラ UN-JL10T3-K 購入と、テレビのアンテナ配線

実家で、持ち運びができるテレビが欲しいとのことで、Panasonic プライベート・ビエラ UN-JL10T3-Kを選定し、設定してきた。もともと無線LANでテレビ画像を飛ばしてiPadで見る、みたいな事を考えていたのだけれども、いろいろ面倒だろうということでプライベートビエラを推薦した。この設定に難儀したのである。

基本的には、ビデオと同じ接続をすればよいので、テレビにささっていた地デジとBSのアンテナケーブルをプライベートビエラの親機のアンテナ入力に接続し、アンテナ出力をテレビにさすだけ。

のはず。

が、接続に今まであったテレビが普通に見れるか確認しようとしたところ、地デジは見えるがBSがなぜか見えなくなった。BSのアンテナ給電の設定を確認したりしたが、なぜか見えず。E202というエラーコードを表示している。プライベートビエラでも見えない。

接続を元に戻すと見える。もう一度さし直す。やっぱり見えない。BSが見えないのは調子が悪いらしいので、元に戻す。ところが、元に戻してもテレビでBSが見えなくなってしまった。途中、E209というエラーコードに一時なり、その後、E202になる。

マニュアルを読むと、「分配器を使う場合は、全端子通電型を使うこと」と書かれている。かなり焦っていたのでここで勘違い。実家のアンテナ環境は、地デジとBSがどこかで混合され、壁からは1本のアンテナ線が出ていて分波器で地デジとBSの信号に分波してそれぞれテレビにつなぐ形。分配器は、アンテナ線自体を複数に分けて複数の機器につなぐための装置なので、分配器は本来関係ない。が、勘違いしているので、全端子通電型の分配器が要るんだ! と早合点し、電器屋へ。

で、分配器を探すのだが、どうも釈然としない。なので、店員をつかまえて事情を説明してみた。すると、必要なのは分配器ではなく分波器だ、とのこと。言われてそうだそうだと冷静になり分波器を探す。が、そうすると全端子通電型なんていうのは分波器にはなく、BS端子通電型というのがある。よく考えると、分波器では地デジアンテナに給電する必要はないので、BS端子通電型というのを買えばよいはず。さらに冷静に考えると、分波器が壊れることがあるのだろうか? という疑問。もしや、テレビ、プライベートビエラ、アンテナあたりを壊してしまったのではないか、という事態も考えられる。

釈然としないのだが、できることは分波器を買うことしかないので、とりあえず購入し帰宅。

なかなか分波器が壊れたとは考えられないので、開封してしまうと無駄な出費が発生するなぁと躊躇しながら、変えてみないことにはどうしようもないので、開封して新品の分波器に交換。

すると、無事復活。ちょっと古い分波器であったのと、端子の同軸の処理があまい部分があったのとで、作業中にショートさせてしまって、分波器を破壊してしまっていたようだ。

これで、めでたく無線LANによるポータブルテレビ環境が出現。しかも録画できる。テレビ部分が恐ろしく軽くてかなりいい感じ。ビデオとしは機能はかなり簡略化されているが、撮って視て消す、という使い方ならぜんぜん問題なし。なかなかいい品物である。レビューでも結構評判が良いようだが、使い方も分かりやすく、画もきれいで、使い勝手もとてもよさそうだ。

で、今回学んだこと。

分波器: 混合されているテレビ信号を分ける。地デジとBSに分けるなど。
分配器: テレビ信号を複数の機器向けに分ける。テレビを2台つなぐとか。

全端子通電型: テレビ、ビデオからのBSアンテナ向けの給電が、すべての端子から可能である分配器のタイプ。全端子通電型でないと、給電可能な端子に接続している機器がオンになっていないと、他の端子に接続している機器でBSが視聴できない。

テレビのE202エラー: テレビ信号が来ていない。
テレビのE209エラー: アンテナ回路のどこがショートし、保護回路が発動している。

BS信号がきているかどうかの確認: 分波される前のアンテナ線をテレビに直接入れる。
  (今回、これをやってよいかどうか良く分からなかったので、分波器故障の切り分けができず)

いろいろあったが、めでたくポータブル環境の出来上がり。我が家にも欲しいと思ったくらいにいい感じのプライベートビエラでした。