2018/12/17

ADSL+CATVから光回線サービスへ(8): まとめ

NTTがフレッツADSLのサービス停止する、というニュースを見て、ADSLをやめることにした

行き先は、CATV会社のインターネット接続サービスか、光回線によるサービスか。いろいろあるのだが、テレビや電話も合わせて考えていかないと、無駄な利用料を払うことになる。J-COMは、インターネット接続の速度に不安があったので、光回線に移行することにして、いろいろ調べた

使い勝手で大きな影響があるのは、テレビのサービスだろう。テレビのサービスを決めると、回線が決まってしまう面もある。

いろいろ調べた結果、光回線とインターネット接続はIIJのIIJmioひかり、電話はひかり電話、テレビはフレッツテレビとスカパーにすることにした。

IIJmioひかりは、コラボレーションサービスと呼ばれているサービスで、光回線はNTTのフレッツ光である。IIJが窓口となって、回線とインターネット接続を提供する。回線がフレッツなので、NTTが提供するフレッツテレビとスカパーが乗っかる。フレッツテレビはNTT、スカパーはスカパー、と提供業者は少し複雑になった。

このため工事は一度にはできず、まず光回線を敷設してインターネット接続を開通し、その後、フレッツテレビの配信を受けるようにする、という流れ。フレッツテレビが視聴できるようになれば、スカパーは申し込めば視聴可能となる。

今回は、スカパーを契約すれば家の中の配線工事が無料というキャンペーンを実施ていたのでそれに乗って、うまい具合に宅内も配線してもらった。

IIJmioひかりが開通した時点でADSLを解約フレッツテレビとスカパーが視聴できるようになった時点でJ-COMを解約した。

で、移行してどうだったかというと。

インターネット接続は、△~〇。昼間の通信速度は、とても速くなったと思う。オフラインで見るコンテンツのダウンロードが、とても早くなった。夜の遅い時間に遅く感じられることがある。通信速度を測ってみると、3Mbpsくらいになっているように見えることもあった。

すごい遅くなったじゃん、とも思ったのだが、体感はそれほどでもない。速度も測るサイトでバラバラで、あるサイトで5Mbpsとなっても、他のサイトでは10Mbps以上出ていたりする場合もある。ようは、見ている先にどういう経路で繋がっているか、見ている先がどれだけ帯域を持っているかが体感速度に大きく影響しているのではないか、ということ。

ISPがボトルネックになるとよく言われる。昼間と夜間で速度が変わるので、ISPからインターネットに接続する装置のスケーラビリティの問題はあると思う。光に変えたのに、と数字だけ見て嘆くような話が多くあるが、ADSLからの移行からかんがえると、十分かなー、という感じである。と言いつつ、ISPの設備増強には期待している。

電話は、〇。〇というか、使い勝手が何も変わっていないので、特に感想もない。ナンバーディスプレイはオプションではなく、デフォルトにして、という希望はあります。
まだ使っていない機能があるので、使ってみたいとは思っている。それは、宅内でスマホで固定電話通話が可能になる機能。家の中の無線LANに繋がっていれば、スマホで固定電話の発信・着信ができる。庭に出ているときなど、便利そうだ。

長距離電話の際に電話会社を選べるマイラインを使っている場合は、使い勝手が変わってくるのかもしれない。が、使っていないので、わかりません。

テレビは、◎。録画機能のないショボいセットトップボックスを使い続けていたせいなのではあるが、ビデオレコーダーだけでBSとCSの番組が録画できるようになったのが一番のメリット。今までは、セットトップボックスをレコーダーの外部入力につなぎ、レコーダーとセットトップボックスの両方に録画の登録が必要だった。書くと簡単だが、まぁ、手間がかかる。

外部入力での録画になるので、BSとCSのなかで録画したい番組が重なると、どれか一つしか録画できない状況だった。切り替え後は、レコーダーにチューナーが二つあるので、地デジ、BS、CSの範囲で二番組録画ができるようになった。

外部入力経由の録画ではなくなったので、BSとCSの録画画質が気持ち良くなった気がする。これは、気がする程度かもしれない。

それから、BSがテレビだけで視聴できるようになったことも、大きなメリットだ。J-COMは、地デジはパススルーで送信しているが、BSとCSはトランスモジュレーション方式をとっている。したがって、BSとCSの視聴は、セットトップボックス経由でなければ視聴できない。フレッツテレビは、すべてのチャンネルがパススルー方式での送信となっているので、セットトップボックスが不要なのだ。結果、アンテナ線さえ繋げば、BSが視聴できるようになる。

我が家のレコーダーの制限なのだが、外部入力から録画した番組をタブレットなどにムーブする際にフォーマット変換しなければならず不便だったのだが、それもなくなった。

J-COMのCSがHD画質だったのが、スカパーはSDだと思われるので、そこだけ悪くなったなーと思うが、録画でしか視聴しないので、あまり関係ない感じ。外部入力経由での録画をしなくて良くなったので、録画の画質は改善したんじゃないか、という気がしないでもないくらい。要は、画質のグレードダウンは、私には関係なかった。

料金としては、最終的にスカパーのチャンネルをどうするかによるが、インターネット、電話、テレビで月1500〜2000円のアップになりそうだ。正直なところもう少し抑えたかったが、仕方ないところであろうか。

比較的スムーズに移行できたし、使い勝手も良くなったので、まずは満足である。翌月に予定されているISPの増設工事にも期待。

ADSL+CATVから光回線サービスへ(7): J-COM解約

テレビをフレッツテレビとスカパーに切り替え、J-COMのセットトップボックスの配線も外れ、問題ないか数日様子見したが、問題ないようだ。

これでJ-COMを解約出来るのだが、一つ心配ごとが。NHKの受信料を、この二ヶ月前に、J-OM経由で団体扱いで、一年分払っているのだ。この扱いが、よくわからない。念の為、J-COMのサイトで、受信料支払い月の請求明細と、 支払い証明をダウンロード。

多分、準備万端なので、J-COMに解約の連絡を入れた。サポートのフリーダイヤルに電話して解約する旨を申し出ると、3時間以内に担当から連絡入れます、とのこと。

二時間後くらいに、手続きします、という電話があった。最初に電話した時間がコチラにとっては都合の良い時間なので、できればその時点で処理してもらいたかった。まぁ、いつくらいに電話してくださいと言えば良い話だが、それが読めないときもあるので。

手続きは、まず、理由を聞かれる。スカパーにしました、と伝えると、切り替え済ですか、と聞かれる。済んでそっちで見てます、と答える。

そこで初めて、解約の手続きを進めます、となる。スキがあれば、翻意させる感じで話が進むのであろう。あとは、淡々と話が進められる。
・テレビの解約で間違いないか?
・日割りではなく、月末の解約になる。
・今の契約プランは、今は新規加入を受け付けていない。今後、このプランでは契約できないけど良い?
・セットトップボックスでHDDに録画した番組は視聴できなくなります。大丈夫?
・NHKの受信料で団体契約で支払い済の分は、J-COM解約後も有効。
・解約に伴い工事がある。セットトップボックスの回収と、外で信号の配信を止める工事をする。
・ケーブルを撤去する場合は6000円、やらない場合は2000円。
・費用は、後日、今のクレジットカードに請求する。
・工事は、立会が必要だが、いつにするか?
など。

NHKの受信料は、この二ヶ月前に一年分支払っており、どうなっちゃうんだろうと思っていたが、これがなくなることはないとのことで一安心。

工事日を決めて、手続き完了。

ついでに、NHKにもこの旨を連絡。
・支払い方法を指定するための用紙を送るので返送してください
・次回請求は、今の支払い済みの分が切れたタイミングになる、
とのこと。

おお。問題なく、完了した。

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で、撤去工事日。当日の朝、業者の方から電話がかかってきた。すっかり忘れていた! 約束していた時間の10分前に電話いただき、あーーーー、となる。

慌てて着替えて、出迎える。既に外してあったセットトップボックスを返却。家の中には入らないと聞いていたつもりだったが、ちゃんと信号が切断されたか確認するため、ケーブルが引き込まれている部屋にいれてくれ、と言われる。

あうあうあう。

仕方がないので、物置になっている部屋にご案内。そこで、信号の受信機をケーブルにつなぎ、信号が切断されたかどうか確認。。。3分程度で終了。

結局、工事自体は10分程度で終了。家に上げろ、と言われた以外は、何事もなく終了。同軸ケーブルはそのまま。外も、家の中も。分岐点の接続だけ、切った様子。

あとから考えてみると、変な信号を混入されたりしないように、確実に切り離す、ってことをしたかったんだと思う。

これで、完全に切り替え終了。


ADSL+CATVから光回線サービスへ(6):IIJmioひかりでのフレッツテレビ工事とスカパー契約

IIJmioひかりでは、フレッツテレビのサービスメニューを提供していないが、NTTに申し込めば利用可能である。インターネット接続をADSLから光に切り替える際に、テレビもJ-COMからフレッツテレビに切り替えることにした。

IIJmioひかりを申し込んだ後、NTTに電話してフレッツテレビを申し込んでみたのだが、IIJmioひかりの開通後でなければ受け付けられません、とのつれない返事。フレッツ光にしていれば、光回線の敷設、インターネット接続、フレッツテレビ受信の工事を一度に実施できるようなのだが、IIJのようなコラボレーション事業者に頼むと、こういうことが発生する。

おまけに、光終端装置はインターネット接続とは別にもう一つ必要です、などと言われる。それは、コンセントがもう一つ必要、ということ。。

まぁ、仕方ないので、まずはIIJmioひかりを開通させる。若干、すったもんだしたが、無事開通。NTTには、光の開通後に電話すると言われていたのだが、開通の翌日に、ちゃんと電話がかかってきた。そこで正式に申し込む。

フレッツテレビに加えてスカパーも申し込むことにしていたのだが、工事が二回必要です、などと宣告される。なんでも、まずフレッツテレビ用に光回線を切り替える必要があり、その工事。それと、家の中のアンテナ線の工事。

光回線の切り替えについては、IIJmioの工事の際に、工事業者の方に、光ファイバーの信号を見るとテレビの信号が弱いので、おそらく回線切り替え工事が必要になりますよー、と言われていた。家の近所のどこかで回線を切り替えるはずです、と言っていた。

その時はよく意味が分かっていなかったのだが、フレッツテレビ申し込み時にも工事が必要である、と言われたので、なんかいるんだなと。

それと、家の中のアンテナ線の配線工事。家を建てたときに、電話、LAN、テレビのアンテナ線の配線用の機器を収納するマルチメディアポート設置し、そこから、必要な部屋に電話、LAN、アンテナ線を分配するようにしていたので、基本的には、ここに新しいテレビのアンテナ線をつなげばよいだけのはずである。光ファイバー設置用の空配管も、このマルチメディアポートのとなりのコンセントに光ファイバーが来るように設置していた。

切り替え前は、J-COMのケーブルを屋根裏からマルチメディアポートに取り込み、CATV用のブースターを通じ、分配器で各部屋のアンテナコンセントにアンテナ線を分けていた。CATVのケーブルの代わりに、フレッツテレビの光終端装置からのアンテナ線をつなげばよい。光終端装置はマルチメディアポートのある部屋において、そこから出る同軸ケーブルを、マルチメディアポートの真横に設置したコンセントの同軸ケーブル用の穴を通じてマルチメディアポートに入れる、ということを想定していたのだが、果たして、いまさら、本当にコンセントからマルチメディアポートに同軸ケーブルを通せるのか?? なぜ、家を建てたときに、マルチメディアポートからコンセントまでのケーブルを設置しておかなかったのか??

などという問題があったので、アンテナ線の工事も依頼することにした。

で、アンテナ線の工事は、スカパーに加入するということであれば、アンテナ配線工事代金がタダになる!(限度あり)というキャンペーンをやっていたので、それでお願いすることにした。が、そうすると何が起きるかというと、NTTとスカパーの2つの工事が必要ということになり、工事が二回になるということ。あ、、、一日で終わらないのか?? 何日会社を休めばいいんだ?

そういうことかー、と思ったが、一か月後であれば、午前にフレッツテレビのNTTの工事、午後にアンテナ配線のスカパーの工事を手配できる、しかも休日にやってくれる、とのことだったので、そこで工事を依頼。

工事日までにその時の家の配線状況をいろいろ確認したところ、
・分配器から各部屋までは、S-5C-FBのBS/CSも大丈夫なケーブルで配線されている。
・分配器もBS/CSに対応している。
・ブースターはCATV用で、取り換えないといけないかもしれない。
・テレビ周りは、分波器の設置が必要。
という状況。

つまり、マルチメメディアポートとコンセントの間の配線、ブースターの交換、といったあたりが問題になりそう、ということで、事前に手を打っておこうと思い、まずは配線をやってみることにした。が、とても短いのだが壁の中に線を通すということをやらなければならず、通線ワイヤーのような道具がなければ難しそうであり、断念。業者に任せてみることにした。

ブースターの取り換えと分波器の設置をしようとしたのだが、スカパーの工事無料キャンペーンの説明書きをよく読むと、ブースター設置も工事無料の範囲に入っている。ブースターは、実際、必要なのかどうかわからなかったので、これも信号レベルを見てもらって、必要なら入れてもらうことにした。

で、結局、自分でやったのは、テレビ周りの分波器の設置のみ。壁のアンテナコンセントから分波器を通じてビデオレコーダーに入力、ビデオのアンテナ出力をテレビのアンテナ入力につなぐだけ。ビデオをテレビの間をつなぐケーブルが足りなかったので、分波器ともにamazon.comで購入。

が、このケーブルがいまいちだった。うちのテレビのアンテナ入力にだけ、はまらないのである。外れにくいようにF型コネクタが付いているケーブルを買ったのだが、このコネクタのネジ山と、テレビのアンテナ入力のネジ山の相性が悪いようで、どうしても入らない。工事の前日の夜に30~40分格闘したのだが、どうしても入らない。仕方ないので、家にあった古いプッシュ型のケーブルでとりあえずつないでおいた。

で、工事日。NTTからは2日前に予定通りやりますよ、と連絡あり。当日は、20分ほど前に実際の工事業者さんから電話があった。回線工事は、テレビ放送を流しているVCASTというサービスに切り替えるための工事のようだ。家に引き込んでいる光ケーブルを取り換えるような工事ではなく、家の近くでVCASTの信号が来ているところに、我が家に引き込んでいる光ケーブルをつなぐようなイメージ。工事の様子を見ていると、近所の電線群にあるNTTの白いクロージャ―を開けて、光ファイバーをつなぎ変えていたようだ。

より具体的には、家に来ている光ファイバーを光終端装置から外し、その光ファイバーにレーザー光を送信、それを頼りにクロージャ―の中で当該の光ファイバーを見つけ、それとセンターからきているVCASTサービス用の光ファイバーをつなぐ、という作業をしたようだ。ちなみに、我が家とつながるクロージャ―は、我が家から5, 6軒先の家の前に存在していた。

この作業で切り替えが完了するというわけではないらしく、センター側で、つないだ光ファイバーに、今まで使っていたひかり電話の接続やインターネット接続をつなぎ変えないといけないとのことで、センター側の作業も並行して実施されていたようだ。

センター側の作業が完了すると、インターネット接続が回復し、ひかり電話も復旧する。これで、NTTの作業は完了。約40分程度であろうか。今までの光回線サービスを解約し、VCASTサービスに契約しなおすようなことになるようだ。

で、午後にスカパーの工事だ。

12:00 - 14:00でやるよと前日に連絡があり、当日もその通りの業者の方が来られました。直前の連絡なく来られたので、ちょっと慌てた(出かけてたので、走って戻る)。

アンテナ線をコンセントを通してマルチメディアポートの中にの分配器につないでほしいのです、とお伝えし、作業開始。コンセントのプレートを外し、通線ワイヤーでマルチメディアポートからコンセントの方への配線を試みる。そこ、壁があるようなんですよねー、というと、そうですねーなんて言っていたが、あ、通りましたよー、とあっさり通線ワイヤー開通。30秒ほどか。。さすが。その後、同軸ケーブルを通して、分配器の入力につながっているJ-COMのケーブルを、今通した光終端装置の出力とつながっている同軸につなぎ変え、、、、。あれ、終わりじゃん。

コンセントプレートの復旧に若干手間取られていたが、その間に、テレビ側の配線を自分でやった。リビングのアンテナコンセントからJ-COM接続を外して分波器を接続し、分波器の地デジ出力をビデオに接続。他の接続は、前日の夜にあらかた済ませていたので、配線完了。

テレビ、ビデオで地デジ、BSが視聴できることを確認、信号レベルも確認したところ、ほぼマックスで、ブースターも不要であることが分かった。慌てて買わなくてよかった。普通の家でフレッツテレビであれば、よほど配線状況が悪くなければ、ブースターは不要なのではないかと思う。少なくとも、スカパーに工事を頼む場合は、ブースター込みで無料なので、慌てて用意する必要はない。

で、テレビ周りの配線しまーす、と業者の方がリビングに移ってきたが、済んでますね、と言いつつ、念のため、信号レベルが問題ないことを確認。結局、工事はあのアンテナ線の配線だけだったので、追加料金は発生せず。

これで終わりかなーと思ったのだが、この業者はスカパーの工事に来ているのである。なので、スカパー契約を迫ってくるのである。まぁ、契約するつもりだからよいのだが。契約する機器のB-CASカードの番号をメモし、契約申し込みがスムーズにできるようにテレビのチャンネルをセットし、ここに電話して契約してください、と促してくる。

なるほど。アンテナ工事無料の前提は、スカパーを一年間契約すること。なので、さぁ、契約しなさいよ、という感じになる。まぁ、そんなに迫ってはこないけど。

で、電話すると、オペレータ待ち。何時になるかわからないので、業者の方には帰ってもらったが、その後すぐつながって、スカパー契約完了となりました。契約は、最終的にはセレクト5に1チャンネル足すか、セレクト10にしようと思っているが、基本セットが契約月は無料、翌月は半額ということだったので、一旦、基本セットで契約。翌月中に最終的な契約内容を決めればよい、とのことだった。

これで終わりかなーと思ったが、BS NHKを見ていると衛星視聴機器設置の連絡のお願いのメッセージが表示されるので、メッセージ消去の手続きが必要。これをやると、多分、受信料の請求が来るのだろう。

あとは、J-COMの解約と工事をやれば、移行完了である。

ADSL+CATVから光回線サービスへ(5):光回線サービスの選択

ということで、ADSLでのインターネット接続をやめることにしたのだが、問題は切り替え先。切り替え先は、CATV会社が提供するケーブルによるインターネット接続か、光回線によるインターネット接続か。いずれにしても、テレビや電話もセットにしていかないと高額になってしまうので、それらも合わせて考えることになる。

我が家の場合は、CATVであればJ-COM、光はフレッツ系、au、NUROからの選択。

2000年ころからのツーカーユーザで、ツーカーがauに吸収されて以来ずっとauユーザーだったのがだ、スマホへ切り替える際にauはやめた。携帯電話サービスには問題はなかったのだが、サービスやサポートが複雑になりとても分かりにくく、考えられなくなったから。なので、auひかりは考えられない。スマホはIIJmioのサービスを使っており、auひかりではなんの割引も得られない。

NUROは評判が良いようだが、若干高く感じる。

そういうわけで、J-COMとフレッツ系で本格的に比較してみた。ちなみに、当時、テレビはJ-COMを使っていた。

まずは、どうなっているのが良いかをよくよく考えてみた。必要なことは、
・CS番組がスムーズに録画できることと、
・インターネット接続が、今よりも遅くならないこと。
くらい。

インターネット接続は、切り替え前は、Yahoo! BB ADSLで実効6Mbpsくらいで、我が家では十分であった。これより遅くなると動画がしんどくなりそうなので、これくらいは守りたい。

番組録画がスムーズにできることが、我が家では大事。最近だと、NetflixやHULUなど、インターネットを使ったオンデマンドの配信サービスもあるが、シリーズ物が意外に視聴できない。シリーズ物のちょっと前のシーズンの放送を見返したりすることが多いので、これらの新しい番組中心のサービスは我が家の視聴スタイルとはあわない。

それから月額料金は、当然、できるだけ抑えたい。ちなみに当時(2018年9月)で、
・インターネット接続: Yahoo! BB バリューブランで、1,455円(税込)
・テレビ: J-COM デジタルコンパクトで、4,643円(税込み)
・電話: NTTの固定電話、Yahoo! BBのBB フォンで、基本料金が2,270円(税込)
で、約8,368円/月。上がるのは仕方ないにしても、できるだけ抑えたい。

テレビで使っていたJ-COMに集約していくのが一番簡単なのだが、インターネット接続が不安だった。12Mbpsのサービスで速度が出ればそれで十分なのだが、場所によってはまるで速度が出ないことがあり、対策のしようもないようなので、かなり不安。我が家でどれくらいの速度が出るのか状態を見てくれるサービスがあればよいのだか、そういうのはない。320Mbpsのサービスでもつらい場合があるようである。ひかり接続も提供されているのだが、これはauの光サービスをJ-COM窓口で使う形態であり、テレビと合わせるとかなり高くなる。

そうするとフレッツ系かな、といえことになるが、まだ選択肢がある。フレッツ系は、NTTが直接販売しているサービスと、フレッツ網を借りて光コラボレーション事業者が販売するサービスとがある。更に、コラボ系は、ブロバイダ系、携帯キャリア系に大きく分けられる。

NTTにフレッツを申し込む場合、別にISPとの契約が必要になる。これは、請求が2つに分かれること、トラブル時の問い合わせ先が2つに分かれることを意味する。後者は、トラブル時には面倒だ。これらを解消するため、光回線をISPに卸売してISPが窓口になって光回線によるインターネット接続を提供するのが、コラボレーション事業者ということになる。

コラボレーション事業者によるサービスは、インターネット接続に関しては、実質、フレッツと同じであるが、申し込みやサポートがISPに一元化される。料金もちょっと安くなる。いいことずくめのようだが、一つ問題がある。フレッツとは、サーピスメニューが、違うのだ。

例えば、フレッツは一戸建て向けの回線として、100Mbpsクラスのサービスと、1Gbpsのサービスがあり、要件に応じて選べるが、コラボレーション事業者では選べない場合もあるようだ。また、フレッツテレビやひかりTVのようなテレビ系のサービスを提供していない場合もある。バックボーンはフレッツなので、NTTに申し込めばこれらのサービスは基本的には利用できるようなのだが、NGの場合もあるようなので注意が必要だ。事業者に確認したほうが良いだろう。

フレッツに申し込めば、電話、テレビのサービスを一元化でき、インターネット接続のみISPに申し込む形になる。ISPにつなぐところまではNTTがやってくれるので、接続に関する工事は、基本的にはNTTがまとめて実施するし、光終端装置も集約されるようになっている。

コラボレーション事業者の場合、光回線の敷設、インターネット接続の申し込みはコラボレーション事業者が受け付ける。ひかり電話、テレビサービスは、その事業者がこれらのサービスメニューを提供しているなら、コラボレーション事業者に申し込める。サービスメニューがないなら、NTTに申し込まなければならない。何を言っているかというと、伊光回線の敷設・インターネット接続の工事と、他の工事の申し込み先が変わるということであり、この調整を自分でやらなければならなくなる。

つまり、NTTにフレッツでインターネット接続を申し込む場合、インターネット接続、電話、テレビの工事を合わせて申し込むことができるが、コラボレーション事業者の場合は電話、テレビの工事を別途手配しなければならなくなることがある、ということ。加えて、インターネット接続、電話、テレビで光終端装置が分かれる可能性があるということ。これは、コラボレーション事業者のサービスメニュー次第。

フレッツ系の場合、電話はひかり電話しかないので、特に考える余地がない。

一方、テレビサービスは、フレッツテレビとひかりTVの二つのサービスがある。これも、使い勝手が大きく違うので、よく考えて選択するべきだ。

我が家は、テレビサービスはフレッツテレビがよさそうで、それが使えてスマホとの利用で割引が得られるIIJmioひかりを選択した。回線とインターネット接続をIIJmioひかり、電話はひかり電話、テレビはフレッツテレビとスカパーにすることにした。約1,400円のアップ。インターネット接続が早くなること、BSやCS番組の録画が簡単になる。まぁ、こんなものか。

申し込み時には、上のようなこまごまとした事情をよく把握していなかったので、申し込みや工事の手配時に、そうなのかー、ということが数回ありましたが、おおむね、想定していた使い勝手に、切り替わりました。


2018/12/16

ADSL+CATVから光回線サービスへ(4):光回線でのテレビ放送サービス

光回線を使うと、テレビ番組を光回線にて受けられるサービスがある。フレッツ光であればフレッツテレビひかりTV、auひかりであればauひかりテレビ、NUROであればひかりTV。それぞれ特徴があるので、テレビも光回線経由にしようと考えている場合には、これを把握しておかなければならない。

まず、一般的に、CATVの場合と同様に、放送信号の変調の仕方により、テレビなどの視聴機器で放送波を直接受信できるパススルー方式か、セットトップボックスが必要になる方式なのかの違いがある。どちらの方式かによって必要な契約数や使い勝手が違ってくる。

テレビで直接受信できるパススルー方式であれば、光終端装置以外の機器は設置しなくてよい。セットトップボックスが必要な場合は、テレビのそばにセットトップボックスを置き、それを光終端装置と接続しなければならない。複数台のテレビでの受信を考えている場合、それぞれの受信装置ごとにセットトップボックスになり、光終端装置との接続も必要になる。

録画に関しても、セットトップボックス方式の場合は注意が必要だ。セットトップボックスに録画機能がない場合、番組の録画はレコーダーの外部入力経由となることを理解しておくべきだ。どんなに高画質の放送であったとしても、録画の画質は赤白黄のピンケーブル接続による外部入力経由での画質になる。録画予約の設定も、セットトップボックスと、ビデオレコーダーの両方に予約の設定をしなければならないので、面倒だ。最近のセットトップボックスはHDDへの録画ができる場合がほとんどなので心配ないが、サービスによっては、余分に機器代金を請求されたり、外付けUSB HDDの購入が必要になる場合もあるであろう。

また、通常、セットトップボックスを複数おく場合、その数の分だけ契約するように求められるものと思っておいたほうが良い。

こう書くとセットトップボックス方式のほうがいろいろ不都合がありそうな感じだが、セットトップボックスにより提供される機能やサービスもあるので、一概に不都合ばかりではない。例えば、高画質な放送を受信・録画できたり、オンデマンドサービスが統合されていたり、といった話。要は、今のテレビにはない機能がセットトップボックスで利用できるようになる場合もあるということ。これらのことも踏まえ、利便性、機能性をよく見てサービスを選択すべきである。

auひかりテレビは、auの光回線で利用できるサービスで、auのIPv6網で番組動画を送信している、セットトップボックス方式のサービスである。auひかりテレビは、地デジ、BSデジタルは送信しておらず、いわゆるCS放送のみが送信されているサービスであることに注意が必要。地デジ、BSデジタルを視聴したい場合は、他のサービスを利用する、アンテナを設置する、など、別の方法を考えなければならない。テレビサービスとしての料金は若干安く感じる設定になっているかもしれないが、地デジ、BSデジタルを視聴できない、ということを踏まえて考えるべきである。既にアンテナが設置されている家庭でCS放送を観たい場合で、スマホの契約とも合わせてauでうまく割引が得られるなら、auひかりテレビは選択肢になると思う。繰り返すが、地デジ、BSデジタルを視聴したいが、アンテナは設置したくない、という人は、auひかりテレビを選択してはいけない。

ひかりTVは、フレッツ光のオプションサービスで、NTTのIPv6網を使った地デジ、BSデジタル、CSのすべてを視聴可能なサービスで、セットトップボックス方式をとっている。地デジの視聴にもセットトップボックスが必要で、テレビだけでは地デジを視聴できないので、テレビが複数台ある場合は注意が必要だと思う。ひかりTVの特徴は、ビデオ、カラオケ、電子書籍、ゲームのような豊富なコンテンツにあると思う。これらが1つのセットトップボックスから提供される。

フレッツテレビは、auひかりテレビやひかりTVと異なり、光回線を使った「放送」サービスである。光終端装置からテレビで受信可能な放送波が出力されるパススルー方式である。アンテナで受信するのと同じ信号で地デジとBSデジタルの信号を光回線経由で受信できるので、テレビ、ビデオレコーダー以外の装置が不要になる。これは、最大のメリットだと思う。また、複数の機器で視聴する場合でも1契約でよいこともメリットである。

フレッツテレビの場合、他のCS放送は、別途スカパーとの契約が必要になる。スカパー契約は、「スカパー」と「プレミアムサービス光」の2種類があり、プレミアムサービス光が高画質のサービスで、チャンネルも若干異なるようだ。「スカパー」は、標準画質のサービスでDVDクラスの画質になる。フレッツテレビと「スカパー」の組み合わせでは、テレビ、ビデオがCSチューナーを搭載していれば、そのままその機器で地デジ、BSデジタル、CSの視聴・録画ができる。「プレミアムサービス光」は、高画質のサービスで地デジクラスの画質になるが、CSの視聴はセットトップボックスが必要になる。スカパー契約は、基本的には視聴・録画機器の台数ごと=B-CASカードごとに必要になる。録画する場合は、レコーダーのB-CASカードで契約することになるであろう。

いろいろなまとめサイトに光回線でのテレビサービスについての記載があるが、ほとんとのサイトで、フレッツテレビ、ひかりTVはインターネット接続が必要、と誤った記載がされているように思う(どこかのサイトからコピーされたものだと思うが、、、)。光回線とインターネット接続は別の話であり、フレッツ光で光回線を契約し、加えて、ISP契約をすることで初めて光回線によるインターネット接続が利用可能となる。このインターネット接続と、テレビサービスは実は無関係で、インターネットを経由せずに送信されている。フレッツテレビの場合は、インターネット接続とは違う周波数帯域で放送波が送信されており、ひかりTVの場合はNTTのIPv6網(インターネットではない)を使って番組動画が送信されている。

フレッツ光の光回線でプロバイダ契約なしという形態はあり得て、その場合でも、フレッツテレビひかりTVは利用可能である(ひかり電話もIP技術は使っているが、インターネットは通らない)。あんまりない話ではあると思うが、フレッツ光の安価な回線で、ISP契約をせずに、テレビとひかり電話を利用することもできる。

ひかりTVやauひかりテレビは、それぞれIPv6を使っているじゃないか、という話があるが、それはインターネットではなく、NTTとauが構築しているIPv6網でマルチキャストしているということ。宅内では、光終端装置とセットトップボックスをLAN接続し、セットトップボックスとテレビをHDMIケーブルで接続する形態となる。光終端装置とセットトップボックスをLANケーブルで直結する場合はよいが、そこでLANを構成する場合は、IPv6に対応したネットワークになっていなければならないので、注意が必要だ。複数の部屋でテレビを見ようとする場合、IPv6が通るLANが構成されていなければならない、ということ。ハブやブリッジのレベルで接続している場合はよいが、ルータが入るような場合は注意が必要だと思う。

一方のフレッツテレビは、光終端装置からアンテナ線で放送波が出力されるので、IPv6のようなネットワーク設定は関係なく、純粋にテレビアンテナの配線の話になる。

光回線でテレビを見るとインターネット接続の速度が落ちる、といった記載もみられる。フレッツテレビの場合は、何の関係もありません。フレッツテレビは、放送波をインターネット接続とは別の周波数帯域で送信しているため。

ひかりTVとauひかりテレビの場合は、正直なところ、よくわからない。NTTとauの中で、インターネット接続のためISPへ接続する構成と、テレビ送信のためのIPv6網の構成が重なっているのかどうかが、よくわからない。宅内のLANがIPv6にうまく対応できなくて、ネット接続に障害が出る事例はあるようだ。

などなど。。。

いろいろ考えた結果、画質にあまりこだわりがなく、CS番組を録画して楽しむ場合が多い我が家は、フレッツテレビ+「スカパー」とすることに決めました。スカパー契約は、ビデオレコーダーに対して1契約でよい。CSは、放送時間に合わせてみることはなく録画してみる。もし、他の部屋のテレビから見るとしても、レコーダー内の録画番組をLAN経由で再生できるテレビを用意すればよい。

あとは、工事です。


ADSL+CATVから光回線サービスへ(3): Yahoo! BB ADSLの解約手続き

IIJmioひかりの申し込みで、光回線の工事日が決まり、ADSLが使えなくなることもわかったので、それまで使っていたYahoo! BB ADSLの解約の手続きをした。Yahoo! BBのADSLの解約は、電話での申請になる。オペレーターと話すわけではなく、自動応答でのやり取りで解約手続きが完了する。

というと楽ちんそうだが、ちと手間取った。工事日に合わせて解約したいと思っていたのだが、そういう指定はできないまま自動応答での手続きが進み、突然解約申請を受け付けました、というところまで進んでしまい、慌ててしまったからだ。慌てて電話を切ってしまった。

結局、オペレーターが対応してくれるサポートに電話。オペレーターに確認すると、自動応答での手続きは完了しておらず、この電話で手続きできるというので、やってもらった。はじめからこっちにすればよかった。

オペレーターとやり取りしたところ、月中の解約には対応しておらず、月末での解約しかできないとのこと。そうならそうと、自動応答でもそう言ってくれりゃ良いのだが、それはなかった気がする。

ともあれ解約申し込みは完了。解約手続きすると、ソフトバンクから契約解除に関するハガキが後日届く。我が家の場合、1週間後くらいに届いた。これに記載の住所にモデムを返送して、手続き完了となる。

光接続開通後、月末までまだ日はあったが、用済みのモデムと電源アダプタを適当な箱に入れ、新聞紙で隙間を埋めて梱包、宅急便で送付して、手続き完了。無事、二年契約の更新のタイミングで解約できた。

BBフォンの請求が月ズレで続くようだが、これが終われば、完全終了。
4年間使いましたが、ほんと、安くて安定した良いサービスでした。


2018/12/03

Amazonのprimeマークの意味

Amazonに限らす、ネットでモノを買うときは発注先には結構気をつけているのだが、うっかりやっちまった。

妻が、スマホのバックアップ用にmicro sdカードがほしいということで、ビックカメラで見てきたVerbatim のSDXCの64GBをネットで買うことにした。が、届いたのが、ブランド名のブリントがなく、SDHC 32GBとプリントされたメモリカードらしきもの。規格上、SDHCの64GBはないらしく、これは変だ、と妻が言う。そもそも、プラスチックファスナーの小袋に入ってきた時点で、怪しさ満点。

Amazon直販品を買ったつもりだったが、どうも、マーケットプレイスに出品されたモノを掴んだらしい。ログから見て出品者に電話して確認したところ、そのような注文番号では注文を受けていない、と言われる。Amazonの注文履歴のページで商品の画像をクリックすると、その商品のページに飛ぶのだが、そこにはその時の販売状況が表示されるようで、なにがしかの出品者の名前が表示されるので、どうも違う出品者に電話したらしい。

で、ちゃんと注文情報の出品者を見ると、、、、、。やられた。明らかに怪しい名前の海外の出品者。これは電話してもあかん。海外の番号だし。

どうすっかなぁと思いを巡らせていたところ、返品の文字発見。

そうか、返品できるな、、。返品手続きを調べると、なぜ返品するのかを入力して、着払いで返送するだけらしい。で、Amazonが返品を認めれば、お金も返金されるようだ。

早速、クリック。ブランドロゴもなく、SDXCでなくSDHCのカードが届いたから、と送信。すると、返送時に同封する書類が表示されるので、それを印刷。その書類とブツを適当な封筒に入れ、準備完了。翌日、郵便局からゆうパックの着払いで送付。数日後、返品処理が終わり、Amazonポイントが返ってきました。今回は、もともとAmazinポイントで買っていたのでポイントで返ってきましたようです。

あっけない、、、。

わりと気をつけている方なのだが、なんで失敗したのかいろいろ考えると、どうもprimeマークがついていたように思うのだ。会員だと、お急ぎサービスが無料の商品、ということ。それで、大丈夫かなぁと思い注文したのだ。

primeマークは、「注文されたもの」を「早く」に届けますよ、ということかと思いこんでいて、それを目安に探していたりしたのだが、それが間違いのもとらしい。どうも、早く届きますよ、ということを示すもののようだ。AmazonのFulfillment Serviceを使っている出品者の商品にはprimeマークが付くらしい。Fulfillment Service by Amazon (FBA)は、在庫管理、配送、返品対応、カスタマーサービスをAmazonが代行するサービス。出品者は、商品をAmazonに送れば、Amazonが注文に応じて商品を出荷してくれるサービス。

Primeマークってなに? とWeb検索すると、Amazonが販売している商品、とか簡単な回答があったりするが、そうではない。Amazonが出荷・配送をしている商品のことだ。早く届く。売主はAmazonではなく、マーケットプレイスの出品者ということもあるということ。

出品者の信頼度は、別の仕掛けで、定期的に確認して良くない業者を排除するようになっているようだが、、、。まぁ、私が勝手にPrimeマークについて勘違いをした、ということらしい。

Amazonの返品サービスは便利だったが、、、、。Primeマークだからと言って、評判のよい業者とは限らないということで、勉強になりました。

2018/11/30

audio technica ATH-C200BTの使用感

長年使っていた有線のイヤホンが断線した。なんの特徴もないイヤホンで頻繁に使っていたわけではないが、耳への収まりが良く、コードの取り回しもよく、スマホ用として重宝していた。

はじめは、会社iPhoneでPodcast、iPad miniで録画番組を観るのに使っていた。そのうち会社スマホがiPhone 7になり、イヤホンジャックのなくなったiPhone 7とiPad miniとでは、イヤホンの併用が煩わしい感じなっていた。

そして自分のスマホを買うと、iPhoneでコンテンツを楽しむことはなくなり、イヤホンジャックのあるスマホだったので、再びスマホとiPad miniでコンテンツを楽しむ感じになっていた。

そんななか、断線。しばらくはスマホ付属イヤホンを使っていたが、なんとも線の感じが好きになれず。なんかペタペタする感じで、取り回しが悪い。線を束ねて一結びして持ち歩いていたのだが、解くときにいつもまごつく感じ。色も白で、すぐに汚れた感じになってきた。

前々からほしいと思っていたのだが、ちょっと高いなぁと思いやめていたのだが、この機に買うことにした。

動画再生時の音の遅延が少ないといわれているaptX対応がいいのかな、とか、電池はどれくらい持てば十分か、ノイズキャンセルは必要だろうか、とか、いろいろ悩む。

外界をシャットアウトしてまで聴くのはなんだか耳が苦しくなるような気がして好きではない。そこまで集中して聴きたい訳ではなく、今いる環境の中でなんとなく流れていれば気が紛れる程度の感覚で良い。ながら聴きでよいのだがなー、と思っていた。

録画番組を観るので、ワイヤレスの遅延は少し気になっていた。それでaptX対応を、と思っていたのだが、Apple製品は対応していないのね。無駄な買い物をするところでした。

あとは、電池の持ちが、8時間は欲しい。それだけあれば、週の半ばまでは持つだろう。
と、探している頃に、外の音も聞こえるイヤホンというジャンルの製品が出始めた。例えば、Sony experia duo, ambie wireless earcuffs. これらは、若干高い。というか、私の中では、イヤホンにここまでお金をかけられない。

結局、買ったのは、雑誌でたまたま見つけたaudio technicaのATH-C200BT-BK。外の音も聞こえるセミオープン型で、軽くて9時間連続再生。

使い勝手は、、、、ぼちぼちな感じ。まず、耳への収まりが悪い。オープン型だからだろうか、サイズ違いのイヤーパッドはついていない。これで頑張れ、という古風な感じ。一回で収まれば問題ないのだが、ハマる場所に収まるまで毎回試行錯誤する。歩きながらだと、なかなかキマラナイ。

音質については、こだわりがないのでわからないが、低音重視型ではない。問題は、プツッと切れることがままあること。Spotifyのせいかとも思ったが、有線イヤホンで聴いていた時は、そんなことはなかった。Spotifyの通信が不調な時は、再生が止まる。このイヤホンでは、途切れる。おそらくはBluetooth接続が犯人なのだろう。

年に一度あるかないかの満員電車の中では、プチプチプチプチプチプチプチプチプチプチで、全然だめ。普段の通勤電車の中で一時間くらい聴くと、一回プツッとなるか、というくらい。Bluetoothはこんなものなのだろうか。

電源操作時、接続時に、ピポパとかピッと鳴って教えてくれるんだけど、この通知音が小さい。特に、bluetoothがつながったときのピッが小さい。電車内では聞こえない。イヤホンの電池残量が減ったときにも鳴ってほしいのだけれど、鳴らない。なっているのかもしれないが、気が付かない。もう少し大きな音であってもよいと思う。

iPad miniとの接続がスムーズでないのも残念だ。Androidスマホは、bluetoothをオンにして、イヤホンの電源を入れれば接続する。順番は関係ない気がする。一方のiPad miniは、ほぼ自動では繋がらない。 bluetooth設定を開いて接続先を指定しないと接続してくれない。イヤホンとしか登録されていないのに。これは、どっちが悪いのかわからない。

電池は9時間。週の中までは保つので思っていたとおりだが、突然切れる気がする。スマホのアイコンには半分くらいバッテリがあり、安心して聴き始めるのだが、一時間くらいで切れる。まぁ、気のせいかもしれないが。

発売されたばかりなので、充電できなくなった、とか、コネクタが壊れた、なんていうレビューは見かけないが、二ヶ月ほど使っているが、今のところ大丈夫そうである。

いろいろ書いたが、ワイヤレスは快適。ポケットにいれたスマホから出る線に邪魔されないのは、予想以上に快適だった。Spotifyもあり、音楽を聴く機会が増えた。


2018/11/20

ADSL+CATVから光回線サービスへ(2):IIJmioひかりの導入

というわけで、IIJmioひかりに切り替えた。なんでIIJmioひかりにしたかは別途書こうと思うが、テレビのサービスとスマホ回線の割引の関係から、IIJmioひかりを選んだ。

IIJmioひかりは、フレッツ光の回線をつかったサービス。IIJがサービス窓口になって提供する、いわゆる、コラボレーション事業者によるサービスになる。

申し込む前にいろいろ調べたのだが、わからないことがありサポートに問い合わせた。細かいことは、一旦申し込んで、その後のコンサルテーションで聞いてくれ、とのことだったので、申し込んでみることにした。

聞きたかったことは、フレッツで提供されている低速の光回線も扱っているか?、ひかり電話を申し込んだ場合に固定電話の回線はどうなるのか?(ADSLは動き続けるのか?)、フレッツテレビは使えるのか? の三点。

ひかり電話も申し込むつもりだったが、ナンバーポータビリティのため、今の固定電話の契約者名の入力が申し込みには必要だった。我が家の固定電話回線の名義は義父。携帯・スマホのナンバーポータビリティでは、元の契約者と移行先の契約者名が一致していることが求められるので、ここもそうで、名義変更が必要なのかと思い、一旦、ひかり電話の申込みはせずに、インターネット接続サービスだけ申し込んで、コンサルティングに聞いてみることにした。

申し込みをしたことになるので、"setup information"とか、"thank you for your order"というメールが来る。

数日後、IIJからコンサルティングの電話がかかってきた。すっかり申し込みの確認のような調子だったが、気を取り直して質問する。

ひかり電話のナンバーポータビリティでは、名義が一致している必要はなく、名義人名をちゃんと示すことができればよいようだ。ADSLの申し込みと同じである。名義変更はそれなりに大変そうなので助かった。

回線速度については、フレッツ光で提供されておる100Mbps, 200Mbpsの低速の回線は選べず、ギガの回線のみ。フレッツテレビは使えるが、NTTに申し込んでくれ。ひかり電話の開通で、固定電話の回線は休止という状態になり、ADSLは使えなくなる。とのこと。

まだ決断してなかったので、また連絡します、といったところ、月末に確認の電話をします、とのことだった。

月末にそのとおり連絡があり、そこで、ひかり電話も含めて申し込み、工事日を決めた。週末の工事は費用が追加で発生するため、会社を休めそうな日に決めた。

正式に申し込むと、"ready to start"というメールがくる。このメールにはコンサルティング時に決めた申し込み内容が書かれているのだが、よく確認したほうが良い。別途、郵送でも契約内容が送られている。私の場合、ひかり電話のことが書かれていなくて、あとで少しもめました。

ひかりの申し込みができたので、次はフレッツテレビだ、と思いNTTに電話しだが、光回線開通後でないと申し込めません、って。なんと。がっくり。

つまりは、光回線の工事とフレッツテレビの工事は、工事日を同日にできない、ということ。ちと、残念。また、光終端装置が二つになるということも知らされた。コンセントがもう一ついるのね、、。これらは、コラボレーション事業者を通じたからの制限ではある。まぁ、細かい話ではあるが、まだまだいろいろありそうなことを、予感させるに十分な感じである。

光回線に話を戻すと、申し込みが完了すると、IIJの会員サポートページで契約内容が確認できるようになるのだが、工事の前々日に、そういやひかり電話のことが書かれていないなぁ、と思い、念のため、サポートに確認の電話をしてみた。すると、申し込まれていません、と言われる。なんてこった。

電話でお願いしたことは明確に記憶していたので、何月何日の電話で申し込んでいるから確認してくれ、というと、今日中に連絡しますとのこと。

が、この日は連絡がなく、工事前日の朝に、どうなってんのさ、と再び電話。すると、ご回答できない状態です、と混迷を深める回答。工事が明日なので流石にちょっとなーと思い、まずはできるのかできないのかを確認して答えよ、どっちの方向で対応しようとしているのか教えてくれ、とお願いする。

まー、おそらく、録音されている申し込み時の電話の内容を確認したところ、申し込まれているけど手配されていないことが発覚し、関係各所の調整をしているところ、といったところか。

午後になって電話があり、申し込まれていた通り、ちゃんと同日にひかり電話を開通します、とのこと。まぁ、いまひとつすっきりはしないのだが、一安心して電話を切った。ところが、サポートの契約内容のページはリアルタイムには更新されない様子。翌日の工事で業者ともめないように何か証拠を残しておかないといかんなぁと思い、Webのサポートページから、電話で話した内容を工事開始前にメールするよう依頼した。で、工事の直前にメールが届きました。

最初の申し込みでひかり電話を申し込んでなかったのが要因だけど、だったらなんのためのコンサルなのさ、というのが、この顛末の感想。

さておき、翌日の工事日には、工事の業者さんは、ほぼ予定の時間に来てくれました。来る15分ほど前に前に、これから行きます、と連絡あり。外の回線工事があるので、ゴンドラ付きのクレーン車、回線工事の技術者の方、交通整理などされるサポートの方の二人が来てました。

光ファイバー用の空配管があるはずなんですけど、と伝え、工事開始。空配管の外の出口は、防水コンセントのような形で外に出ている。家の中で空配管の出口のコンセントの場所を確かめ、外から通線ワイヤーを空配管に通す。次に、その通線ワイヤーを使って、光ファイバーを空配管に通す。通線ワイヤー、超有能だ。

光ファイバーの出口用にコンセントの端に光コンセントを増設して、カバープレートもそれ用に取り替え、光回線のコンセント完成。

次に、外工事。外壁にファイバー固定用の金具を取り付け、それで光ファイバーを固定。さらに、ファイバーを近くの黒いボックス(クロージャーと言うらしい)まで引き込み、そのなかにつなぎ込んでいる。電柱にはいろいろな線が来ているが、今回の工事でどの線がなんの線なのかの謎も解決。

で、固定電話線を撤去。一応、業者の方から撤去して良いか聞かれる。不要になった回線はできる限り撤去している、とのこと。メタル線に戻る可能性はゼロとは思わなかったが、トラブルの元なので撤去をお願いした。あとで気がついたのだが、撤去されたのは、引き込み口まで。プチンと切ったのだと思うが、そこがどう処理されたのかは、不明。。おそらく、引き込み口の防水コンセントに押し込まれたのだと思う。

で、中に戻ってきて、信号状態を確認し、光終端装置(ONU)を設置。光終端装置に宅内の電話線をつないで、電話の接続を確認。電話がかかってくるかと、かけられるか。電話がかけられるかについては、電話機にマイラインの設定がされているとつながらないので、その点も確認してくれる。

インターネット接続の確認までは、してくれない。が、電話の確認中に、ささっと設定を済まして、インターネット接続も確認できた。設定は、基本的には、ONUにログインして、PPP接続用のID, パスワードを設定するのみ。ONUのログインでちょっとだけ手間取ったが、ID/パスワードを設定すると、あっという間にインターネット接続も確認できた。

およそ2時間で完了。これも事前に聞いていた通り。工事は、とてもスムーズでした。

で、結果は、昼間は30Mbpsくらい出るのだが、夜は5Mbpsを切ることも。昼間は早くなったなーと体感できるくらいなのだが、かなりブレる。測るサイトによっても結構違って見える。遅いときは、サイトによっては遅いなーと感じるときもあるが、総じて軽くなった気がする。12月に予定されているIIJの設備強化に期待。

次は、テレビの切り替え。

(2019.9.14)
IIJひかりへの切り替え後、2回の設備強化が実施された模様。計測するサイトによるが、200Mbps超となる場合もある。夜も5Mbpsというようなことはなくなった。

2018/11/13

ADSL+CATVから光回線サービスへ(1):ADSLはなくなるのか?

なんとなくニュースを見ていたときだったと思うが、フレッツADSLが新規申込みを受け付けていなくて、2023年にサービスを終了する、というニュースをみた。調べてみると、NTTの加入者電話網がIP化され、それを機にADSLサービスもなくなるとの話。加入者宅と電話局間の電話線(カッパー線)は残るが、ADSLによるインターネット接続サービスはなくなるとのこと。いわゆるフレッツADSL。

このニュースを見て、ADSLってもうなくなるんだ、と思い、調べてみると、当然、フレッツベースのISPのADSLサービスは新規申し込みを停止しており、申し込みを受け付けていたのは、我が家で使っていたYahoo! BBなどのソフトバンク系のみ。これも、そのうち停止するのだろうと思った。

それで、我が家のYahoo! BB ADSLの契約状況を調べてみると、この翌月が契約更新のタイミングだった。フレッツADSLが止まるまでまだ4 年、ソフトバンク系がいつ止まるかはわからないのだが、思い立ったが吉日で、インターネット、電話、テレビの環境を一新することにした。で、CATVのJ-COMのサービスにするか、光ベースのサービスにするか迷ったのだが、光ファイバベースのインターネット接続サービスである、IIJmioひかりに切り替えた。我が家は、スマホの回線をIIJmioにしているので、家をIIJmioひかりにすると600円の割引が受けられるので。

で、切り替えた後に、実際のところ、ADSLってどうなるんだろうなぁ、と調べ始めたのだが、、。切り替えをちょっと早まったのかもなー、という気もしてきたり。

ADSLは、Asymmetric Digital Subscriber Lineの略で、カッパー線の持つ周波数帯域を有効に使って高速なデータ通信を実現する技術。ADSL登場前は、モデムによってデジタル信号を可聴域の音に変調し、音としてデータを送受信していた。早口でしゃべっているようなもの。モデムによる通信速度は、最終的には56kbpsくらいまでにはなったが、今からすれば通信制限されてんのか、って速度。これが、可聴域以外の周波数帯域をうまく使うことによって、大幅に通信速度を上げたのがADSL。Asymmetric=非対称と言っているのは、ダウンロード側とアップロード側で周波数帯域を非対称とし、ダウンロードにより帯域を割いて、高速なダウンロードを実現している。

これを使ってインターネット接続サービスを提供するには、当然、カッパー線が必要。NTTなどの固定電話の通信事業者は、加入者と交換機のある電話局をカッパー線で結び、電話サービスを提供している。この線を、ADSLによって、インターネット接続サービスにも使っているということ。

固定電話の通信網の交換機の保守が限界が近づいているため、NTTは電話のバックボーンをIP網に移行している。IP網といっても、インターネットではなく、インターネット技術を使ったネットワークという意味。これを使っているのがひかり電話で、このIP網に直接つながる固定電話サービスとなっている。カッパー線もこのIP網につないで、交換機なしの電話サービスを提供しようとしており、それと同時にADSLによるインターネット接続サービスも終了しようとしている。

ADSLに必須のカッパー線を持っている通信事業者ってNTTだけなんやろ、と思ったが、これを借りて固定電話サービスを提供する会社もある。カッパー線をNTTから借りて、NTTの電話局のスペースを借りて設置した自前の交換機に接続する。直収サービスと呼ぶらしい。このNTTが貸し出している空きカッパー線のことをドライカッパーと呼ぶ。

で、ドライカッパーによる直収サービスを展開していたのは、第二電電。今のKDDIで、KDDIメタルプラスというサービス。が、これは2016年にサービスを停止していて、auの固定電話は光ファイバベースのサービスになっている。

もう一つが日本テレコムで、今のソフトバンクだ。ソフトバンクの直収サービスは、おとくラインといって、現在も提供されている。

一方、カッパー線を持っているNTTの固定電話サービスは、年間1000億円の赤字なんだそうだ。加入者も激減し、ほとんどの通話が携帯・スマホに移行し、かつ、保守限界の交換機を抱えている。NTTもIP化された電話サービスを持っているが、それはアクセス線が光ファイバのひかり電話、今後、カッパー線をIP網につないでいくので、ADSLはもうやめる、というのが最初に書いたニュースの話。

それと比べて、ソフトバンクのおとくラインでは、バックボーンはすでにIP化されているようだ。つまり、ソフトバンクは、NTTのカッパー線を借りて、IP化された固定電話サービスを既に展開しているということ。多分、交換機を使っていないし、IP化により既に相当コストを抑えていて、NTTがカッパー線を貸してくれる限り、事業的に継続できるサービスになっているのだろう。

つまり、ソフトバンクは、ドライカッパーによるサービスをやめる気はないようで、サービス停止の計画も発表していないし、新規申し込みも受け付けている。もとに戻ってADSLだが、フレッツ系のADSLは新規申し込み停止、auはADSLサービスがすでに停止しているが、ソフトバンク系列はドライカッパーでの商売をやめる気配を見せておらず、ADSLも停止の気配は今のところ見せていない。NTTがカッパー線をひかり電話のIP網につないでいくことは、直接はADSL停止とは実は関係ない。IP網につなぐ前にADSLの終端装置を入れればよいだけなので。NTTがそれはもうやめてくれ、と言わない限り、続けられるはずなのだ。

1つ問題として残るのは、ADSLの終端装置。ADSLの利用者が減り、モデムを製造している会社がほとんどないこと。ここの調達の問題で、フレッツADSLは2016年に新規の申し込みを停止している。フレッツADSL対応のモデムは、かなり以前から製造を停止しているらしいのだ。

というわけで、Yahoo! BB ADSLは、おそらく、ADSL終端装置の保守限界、利用者数の減少をみながら、サービス停止を判断していくのだろう。いつぐらいになるのか想像はつかないが、ADSL利用者が急速に減少していることから考えると、そんなに遠い将来ではないはずだ、とは思うが。。。

Yahoo! BBのADSLで特に不満もなかったから、早まったかもなー。ま、いいけど。

(2019.9.14追記)
Yahoo! BB ADSLもサービス停止が決まったようです。2024年3月末。新規申し込みは既に停止している。


2018/06/25

Android (7.1.1): Google Playストア、Google play services for instant appsが、更新されない場合

モバイル通信の不意な消費を抑えるため、アプリの自動更新をオフにしたり、アプリの更新はWiFiのみとしている人は多いと思う。

これらは、Playストアの設定の「アプリの自動更新」にて設定できる。私は、「アプリを自動更新しない」に設定している。また、データセーバも使っているので、アプリはあらかじめ設定されていなければ、バックグラウンドでモバイル通信をすることがないようにしている。

にもかかわらず、スマホを操作していると、WiFiに接続していないにも関わらず、「Goole Playストア」や「Google play services for instant apps」のダウンロードが勝手に始まることがある。セキュリティソフトのログを見ると、1~2週間に1回くらいの感じで更新されているようだ。そこまで大事なコンポーネントなのかどうかは不明。

これを止められないかという話はよくあるようだが、ない、というのが正解の様子。

なんだが、ダウンロード中に、ダウンロードマネージャが通知領域に表示するプログレスバーの下にある「キャンセル」を押すと、、、、。ダウンロードを止められる。

気が付いたときにこれで止められるといえば止められるわけだが、待ち構えているわけにもいかないので、、、あんまり、意味なし。

というか、ここでキャンセルすると、二度と最新バージョンを取りにいかなくなっちゃう。通常であれば、Google Playの「設定」→「Playストアのバージョン」を選ぶと手動で最新版をダウンロードできる。が、一度、ダウンロードをキャンセルしてしまうと、この操作を実行するとダウンロードが始まるようなそぶりを見せるのだが、ダウンロードが始まらない。。。

その場合は、ホームの「設定」→「アプリ」でGoogle Playストアを「無効にする」と良いようだ。この操作をすると、「アンインストールするか?」と聞かれたのち、「Playストアを出荷状態に戻してよいか?」と聞かれる。出荷状態に戻すと、その直後に最新版への更新が自動的に始まる。で、めでたく、Playストアが最新版に更新される。

つーか、手動でちゃんとできるようにしてほしい。


2018/06/08

Android (7.1.1): 設定:バックアップ - バックアップはいつ実行されるのか??

アプリや設定が固まってくると、バックアップをとったほうが良いかな、という気になる。

Googleのクラウドサービスになっているアプリは、設定以外のバックアップは不要。クラウドサービスになっているとは、ブラウザからも利用可能であるというようなことで、そもそもデータが端末にはなくて、ネットワーク=クラウド側にあるということ。メール、カレンダー、連絡先、Keep、Map、Driveあたりは、クラウドサービスだ。アプリの使い勝手を左右するアプリの設定は、バックアップしたい。

Androidのバックアップは、端末とアプリの設定を保存する仕掛けだ。アプリが扱うデータをバックアップすることは想定されていない。Google driveのようなクラウドサービスや、サービス自体が提供するシステムにデータが保存されるのであれば、データのバックアップは不要だ。

世の中の人気アプリはなっていそうなものだか、そうでもない。例えば、LINE。トークのデータは、Androidのバックアップではバックアップされない。設定メニューから自分でやらなければならない。変更時は、特別な操作が必要だ。LINEのバックアップは、、、まぁ、おかしい。

音楽や写真のような、サイズが大きくなるデータのバックアップも、別扱い。

とはいえ、まずは、Androidでのバックアップで、大まかにバックアップをとっておくことは、無駄ではない。機種を変えたときや、不調や修理の都合で端末を初期化した場合に、バックアップがあれば、あっという間にアプリがインストールされていて、設定されている状態まで復元できる(らしい)。

ところが、これが案外と癖がある。設定としては、「バックアップとリセット」から、「バックアップ」をONにして、「アカウント」を設定するだけなので、簡単だ。

という事で、設定してみたのだが、、、。いつバックアップ始まるのこれ?

バックアップを開始、と指示できないのだ。これが、案外、ストレス。設定しても直ぐにバックアップが始まらない。アブリの権限をカスタマイズしていたり、プリインストールされているgoogleアプリを無効化していたり、ガッツリやっちゃっている場合、その状態でバックアップがちゃんととれるのかがわからない。

仕方なく、一日待ってみたが、バックアップされていない模様。ネットで調べると、バックアップできねー的な話がたくさん見つかる。

いつバックアップが始まるかも、はっきりしない。Wi-Fi接続にして15分くらいおいとけ、とか、バックアップは一日一回しか起動しないから、一日は様子を見ろ、とか。錯綜している。


二日目は、バックアップがとれていました。その間、いろいろ設定をイジったので、何が効いたのかよくわからず、、、。
勝手にバックアップされているのは便利なのだが、なんとなく指示したいというのは、昔のPC人間なんだろうなぁ、と思う。

2018/06/01

Android (7.1.1): 設定メモ: 従量制のWi-Fiネットワーク

(以下、モトローラのmoto g5s, Android 7.1.1の場合)

「データ使用量」→「ネットワーク制限」では、従量課金で課金されるWi-Fiアクセスポイントを定義できる。

「ネットワーク制限」を開くと、「従量制のWi-Fiネットワーク」という画面になる。が目人の下のほうには、「バックグラウンドデータが制限されている場合、従量制のネットワークはモバイルネットワークと同様に扱われます。」と説明書きがある。

分かるような、分からないような。。

モバイル通信接続(キャリア通信網への接続)の場合、利用者が気が付きにくい通信を抑えるため、アプリがバックグラウンドで通信することを抑止できる。「設定」→「アプリ」→「データ使用量」→「バックグラウンドデータ」で、アプリごとにモバイル通信接続時のバックグラウンド通信の可否を設定できる。また、データーセーバーを使えば、システム全体でモバイル通信接続時のバックグラウンド通信の可否を制御できる。

「バックグラウンドデータが制限されている場合、、、モバイルネットワークと同様に扱われます」とは、そういうこと。つまり、バックグラウンド通信が抑止される、ということ。

「従量制のネットワークは」がわかりにくいのだが、「ここで定義する従量制のWi-Fiネットワークは」ということ。

ここで定義するWi-Fiアクセスポイントに接続している場合は、Wi-Fiネットワークに接続しているのであるが、モバイル通信接続している場合と同様に、アプリの「バックグラウンドデータ」の設定に従ってアプリのバックグラウンド通信が制御される、ということ。

例えば、何らかの事情でモバイルルーターのWi-Fiでネットワークに接続している場合とか、他のスマホのテザリングでネットワークに接続している場合とか、実際は従量課金が発生するWi-Fiに接続している場合に、アプリがバックグラウンドで通信することを抑止できる。

英文では、こうなっている。

"Metered networks are treated like cellular when background data is restricted, apps may warn before using these networks for large downloads."

Metered networksではなく、these metered networks, metered networks defined hereとかになっているとわかりやすいと思うんだがなぁ。あと、この画面のタイトルが"Metered Wi-Fi networks"で、説明内の"metered networks"と変わっちゃっているのも、おしいなぁ、と思ったり。

これ、iOSにもほしい機能です。

Android (7.1.1): 設定: 画面ロック - 端末データの暗号化の強化に画面ロックが使えない?

(以下、モトローラのmoto g5s, Android 7.1.1の場合)

「セキュリティ」→「画面ロック」で、スマホのロックをかけるか、かける場合のロック方法を設定する。

ロックとは、許可されない人が勝手にスマホを使えないようにする機能。Androidスマホのロックには、電源をオンにするのを制限する「起動ロック」、通話やモバイル通信を制限する「SIMロック」、画面の表示を制限する「画面ロック」がある。「画面ロック」だけしっくりこないのは私だけか? 画面を見られないようにするためのロックだから、その通りなんだけど。

「画面ロック」設定にある設定ボタンからは、「自動ロック」、「電源ボタンですぐにロックする」、「指紋センサーで電話機をロックできます」、「ロック画面メッセージ」などの設定ができる。

実際の画面ロック方法は、「スワイプ」、「パターン」、「PIN」、「パスワード」から選択できる。「スワイプ」は、ロックにならないので注意。また、指紋認証は違う画面からの設定となる。

これらのそれぞらの項目の下に「ユーザー補助サービスがONに設定されているため、端末データの暗号化の強化に画面ロックは使用されません」という説明が出ている人が、結構いるはずだ。私も出ているが、ピンとこなかった。

そもそも、最近のAndroidではスマホ内のユーザデータは暗号化されている。ユーザデータはファイル単位で記録されるが、それを管理するファイルシステムの機能で、データファイルが暗号化されるようだ。

ファイルの復号化には「カギ」が必要になるが、この「カギ」が、画面ロックと連動する形で保護されているらしい。つまり、ファイルを復号化するにはカギが必要、そのカギは画面ロックを解除しなければ取り出せないようになっているらしい。

「端末データの暗号化の強化」とは、復号化の「カギ」が「画面ロック」と連動して保護されている、ということのようだ。

では、なぜ、「ユーザー補助サービスがON」になっていると「暗号化の強化」が使えないのか?

「ユーザー補助サービス」とは、いわゆるアクセシビリティの機能で、障碍者の方向けの機能のこと。例えば、電話がかかってきたら発信元の名前を読み上げてくれる、ウェブ、メール、メッセージを読み上げてくれる、通知の内容を読み上げてくれる、など。

電話の着信時やメッセージの受信時に、何かを読み上げてほしいとなると、ユーザデータをいつでも復号できないといけない。よって、復号に必要なカギをいつでも取り出せるようになっているということ。

だと、思う。

暗号化しなきゃいいのに、という考え方もあるが、多少でも保護はあったほうが良いだろうと思う。

惜しいなぁと思うのは、「ユーザー補助サービスをON」にしたつもりがなくても、このような状態になってしまうこと。特に、セキュリティソフトや、何らかのシステムユーティリティが、ユーザー補助サービスが提供する何かの機能を要求するため、これがONになってしまうのだ。

おそらくは、真にアクセシビリティがほしいからユーザー補助サービスをONにしたのか、そうではないのかを、区別できなければならないのだが、、、。あるいは、ユーザー補助サービスをOFFにしようとしたときに、どういうアプリに影響が及ぶか示してくれるとか、、、。

「ユーザ補助サービス」については、「Androidのユーザー補助サービス(Accessibility Service)は楽しい」に分かりやすく説明されている。ここには、「 開発者は良心に基づき最小権限で実装することが求められますが、AccessibilityServiceInfoの設定項目が非常に複雑な上、ユーザーのからの許可は「ユーザー補助」として一括で扱われるため正しい設定が難しくなっています」、「もっとも大きな問題点は「ユーザー補助サービスの権限があまりに強すぎる」というところ」、と書かれております。要は、便利なんだけど、設定が難しくなっているということのようだ。

また、ユーザ補助サービスはとても強力であるが故、ランサムウェアのベースの仕掛けにも悪用されてしまっているようだ。

で、元の設定の話に戻ると、「ユーザー補助サービスがONに設定されているため、端末データの暗号化の強化に画面ロックは使用されません」とは、若干、暗号化の強度が落ちるよ、といっているということ。端末データ自体は暗号化されている。

ここの画面の分かりにくさは、今、どの方法で画面ロックをかけているかの情報が失われていること。「セキュリティ」の「画面ロック」の下には現在設定されているロック方法が「PIN」「パターン」「パスワード」などど書かれているのだが、ユーザー補助サービスがONになっている場合、各ロック方法の下には「ユーザー補助サービスが、、、」との注意書きが書かれていて、今有効になっているのはどれかがわからなくなっている。

実は、ユーザー補助サービスがOFFの場合、いまこれ、というのがわかるように表示されるので、、、、、まぁ、、、バグの類かと。。おそらくは、有効に設定されているロック方法の下に「いまこれが有効だけど、ユーザー補助サービスが、、、」というように書かれているのが、ありがたいかなぁ。

そもそも複雑なので、わかりやすく説明するのは、難しいですなぁ。

2018/05/26

Android (7.1.1): 設定メモ: 通知

(以下、モトローラのmoto g5s, Android 7.1.1の場合)

設定 → 通知では、アプリが発行する通知の受け取り方を設定できる。

「通知」を開くと、インストールされているアプリのリストが表示され、アプリごとに通知の受け取り方を設定できる。

アプリを選択すると、「すべてブロック」、「マナーモードで表示」、「ロック画面」、「マナーモードをオーバーライドする」というの設定項目が現れる。

「すべてブロック」は、わかりやすい。そのアプリの通知は、一切無視される。

「マナーモードで表示」は、マナーモードの時に通知どう処理するかを聞いているのかと思わせるが、そうではない。通知があったことのみをスクリーン上部のアイコンで知らせるが、鳴動せず、内容を示すポップアップも表示しない、ということ。言いたいことはわかるが「マナーモード」という言葉はやめてほしい。「アイコンでのみ通知」という感じかなぁ。

次は、「ロック画面」。ロック画面になっている時に、このアプリからの通知をどう処理するか設定できる。

この設定としては、「すべての通知内容を表示する」、「プライベートな通知内容を非表示にする」、「通知をすべて表示しない」が選べる。「プライベートな通知内容を非表示にする」が微妙にわかりにくい。通知自体がされないわけでは無く、通知の内容の一部を表示しないということ。もとは、"hide sensitive content"。わかってからよく読むと、確かに内容を用意するかどうかを聞いているのか、とわからなくもないが、詳細を表示しない、くらいのほうがわかりやすいと感じる。プライベートな通知は通知しないようにできるのか? と勘違いした。

そして、「マナーモードをオーバーライドする」が、また混乱する。この設定自体の意味は分かりやすいと思うのだが、「マナーモード」への入り方が見つからないので、もやもやする。「通知を無音化」=「マナーモード」であることに気づくまでは。そう。マナーモードに入るあのアイコンには、「通知を無音化」と書かれている。

また、「マナーモードで表示」の「マナーモード」は、ここのマナーモードとは全く関係がないという。。。混乱させると思います。

で、ここでは、「通知を無音化」が「重要な通知のみ」モードであるときに、このアプリからの通知を鳴動するかを設定できる、ということ。

言葉は、統一してくんしゃい。

ちなみに
「通知を無音化」= Do not disturb
「マナーモードをオーバーライドする」=Override Do Not Disturb
「マナーモードで表示」 = Show Silently
「ロック画面」= On the lock screen
原文は、問題なし。


Android (7.1.1): 設定メモ: 「通知を無音化」とは?

(以下、モトローラのmoto g5s, Android 7.1.1の場合)

画面を上からスワイプすると表示されるパネルに、通行禁止みたいなアイコンの「通知を無音化」。着信、SMS、アプリからの通知を、「鳴動」させるかどうかを設定できる。

「通知を無音化」をタップすると、サイレント、アラームのみ、重要な通知のみ、からモードを選択できる。「通知を無音化」の設定時に、解除するまでの時間も指定できる。

ガラケーの感覚だと、バイブもしないサイレントマナー、着信・通知音はならないがバイブレーションで知らせてくれる通常マナーを選択できると良さそうなのだが、そういう感じにはなっていない。このパネルからは、音と振動のセットとして鳴動するのかどうかを設定できる。「サイレント」は鳴動しない、「アラームのみ」は時計で設定されたアラームは鳴動する、「重要な通知のみ」は設定された通知のみ鳴動する。常に音とバイブレーションはセットで、どちらかを切る、という設定はここからはできない。

じゃあ、いわゆる通常マナーのように、着信音や通知音だけ消すのはどうするかというと、単純に着信ボリュームをゼロにすれば良い。

「通知を無音化」とあるから音が鳴らなくなるかと思うとそうではない、ということに気が付くまで、えらい時間がかかった。わかりにくい名付けだと思う(機種によっては、上のパネルから着信ボリュームをワンタッチでゼロにする操作ができるスマホもあるようである)。

さらに、「重要な通知のみ」の設定が、私にはわかりにくい。上のパネルの「詳細設定」を開くと、「優先する通知のみを許可」という項目がある。これを選択すると、「アラーム」、「リマインダー」、「予定」、「メッセージ」、「通話」といった項目が並ぶ。ここでは、これらの項目を重要であるとして、「通知を無音化」中も優先して通知するかを設定できる。加えて、「メッセージ」、「通話」に関しては、「すべて」、「連絡先に登録されている相手から」、「連絡先でお気に入り(スター)設定されている相手から」のように、通話やメッセージの相手が連絡先に登録されている場合、お気に入り設定されている場合ならば優先通知する、といった設定ができる。

のだが、はじめのうちは、「通知を無音化」の中の設定なので、音は鳴らなくなってバイブだけで通知される、という感じがして、かなり悩んだ。特定の連絡先からのメッセージや着信を音なしのバイブレーションで通知できるものと思い込み、いろいろ実験してみるのだが、どうやっても音が鳴る。「通知を無音化」しているのに何で??  悩みました。

ガラケーからの感覚でいうと、「通知を無音化」=サイレントマナーである。つまり、「鳴動」しない。「重要な通知のみ」は「除外する通知」という感じが、私にはわかりやすい。

また、他の設定画面では、「通知を無音化」のことを、「マナーモード」と言っていたりするから、さらに混乱する。「重要な通知のみ」に「予定」「リマインダ―」の項目があることも、実は別の混乱を生んでいる。

日本語訳で混乱しているのか、もともとの名前付けが混乱しているのか。。。

ちなみに、もともとはこんな感じ。
「通知を無音化」 =  Do not disturb
「アラームのみ」= Alarm only
「重要な通知のみ」 = Priority only
「寝てるから邪魔しないで」「目覚ましだけはなって」「大事な用なら起こして」という感じか。。

Android (7.1.1) : スクリーンセーバー、ロック画面の設定、カスタマイズ ー カバーの開閉でオン・オフする

(以下、モトローラのmoto g5s, Android 7.1.1の場合)

スクリーンセーバーという設定が、設定→ディスプレイにある。スクリーンセーバーとして、時計、フォトなど設定できる。

が、そもそも、スマホでスクリーンセーバーは、いつ実行されるのか? という疑問が浮かぶ。

この設定のその他の設定の中に、「起動の設定」という項目があり、「ホルダ装着時」、「充電時」、などが選べるようになっている。置き時計的なポジションに置かれた時に、アクセサリ的な画面を表示できるようにしているのか? そもそも、ホルダって、一般的にあるものなのか? スクリーンセーバーアプリが結構あるということは、そんな使い方をしている人が、沢山いるということなのか?

など、疑問がわく。

なんでこの設定を見たかというと、スマホをポケットから出したとき、カバーを開いたときに、時計を表示させたかったから。スリープしている間は、スクリーンセーバーになっているかと思ったから。

なのだが、パターンや指紋での認証をかけている場合、スリープ解除時に表示される画面は、実際には「ロック画面」だ。まずは、ロック画面に時計が表示されていればよいのだが、moto g5sの場合はそのようにやっているようだ(ロック画面のカスタマイズの仕方がわからないが)。

で、スリープの解除をパッとできるかというと、一般には、電源ボタンを押すことになり、パッと見る感じにならない。

そこでインストールしてみたのが、Gravity Screen - On/Offというアプリ。スマホの動き、角度、画面の近くに何かがある、などの条件で、スリープをコントロールしてくれる。
私の場合、カバーを閉めたらスリープ、開けたらスリープ解除してほしい。で、スリープ解除されればロック画面になっている、としたかったのだが、バッチリできる。とても、気持ちが良い。

指紋認証だったらタッチすればロック解除されて、それで時計見ればいいやん、と思うかもしれない。ただ、この場合はロック前のアブリの画面に戻るので、時刻が大きく表示されているとは限らないことがストレス。ロック画面には時刻が大きく表示されているので、ストレスなく時刻を確認できるのだ。

このアブリ、スリープを制御するためか、いろんな権限を求めてくるのがちと気になるが、仕方ないのであろう。複雑なことをしなければと無料、広告もなし。良いシステムユーティリティだと思う。

本当は、ロック画面を少々カスタマイズしたいが、それはよくわからない。スクリーンセーバーの使い道もわからず。

Android: 共有メニューの整理の仕方(Andmade share)

アプリで見ている情報を、LINE送ったり、メールで送ったり、メモに記録したり、他のアプリに送りたいことはよくある。それをサポートしているのが、Androidでは、「共有」という操作。共有したい情報を選択して長押しすると「共有」というメニューが出てくる。これを選択すると、共有するアプリを選択するダイアログが表示される。

で、共有できるわけだが、インストールしているアプリの数が増えてくると、このダイアログにアプリがたくさん表示されてゴミだらけになってくる。ダイアログ内のアプリのアイコンの位置が勝手に変わるので、どのアプリと共有するか注意して選択しないといけない。また、LINEを入れると、特定の友達に情報を送信するための項目が独立に作られる。これが複数作られたり、作られる友達が勝手に選ばれるので、これまたゴミができる。

で、なんか対策ないのかなと探して見つけたのが、Andmade shareというアプリ。残念ながら最近はアップデートされていないようであるが、共有ダイアログに表示するアプリを選択でき、並び順もカスタマイズできる優れもの。設定画面がちょっと????な感じもあるが、出来ることはパワフルである。

痒いところに手が届く、とても便利なシステムユーティリティだと思います。

2018/05/22

Android: メモアプリ

iPadでは、ちょっとした備忘や様々の大事な番号は、iOSのメモアプリに入れていた。電池さえあればオフラインでも確実に読めるので、旅行時には各種の予約情報、店の情報、地図、盗難などにあったときのためにカード番号とカード会社の連絡先などを入れていた。知らなかったが、メモをパスワードなどでロックすることもできる。秘密度の高い情報も安心して保存できる。

あと、後で読みたいWebページのURLも、メモに突っ込んでいた。Safariやgmailなどのアプリからの共有で、iCloudに保存されるメモにURLを書き込み、後でPCからそのメモのURLのページを読む、という感じ。

つまり、メモなので後で見返したい事柄を記録したいのだが、オフラインでも確実に見たい、時間がある時に見返したい、の2つのパターンがある。別のデバイスでも見たい、安全に記録したいというのもある。

Androidだと基本のメモアプリが、Google Keepであろうか。PCからは、ブラウザから参照可能である。iOS用のアプリもある。

ちょっとした備忘として使う場合、時刻や場所でのリマインド機能もあり便利である。時間でリマインダを設定すると。Googleカレンダにも表示される。Googleカレンダーのリマインダーは、ちょっとしたメモを付記したりアラーム時刻が設定できなくて使い勝手が悪いのだが、keepを使えば解決しそうである。

後で読みたい記事のURLのメモとしては、他のアプリから共有で書き込む場合、1つのURLが1つのメモになってしまい使い難いかと思ったが、そうでもなかった。むしろ良い。Keepでメモ一覧を表示する時に、メモの内容がURLである場合はそのページを読み取って、ページのタイトルや含まれる画像をメモに表示してくれる。URLだけだと、何を記録したのか全く分からなくなるのだが、タイトル情報が自動的に表示されるので、読みたいページから読めるようなった。ちょっとしたことだが、便利である。

オフライン時でも参照したい内容もKeepに保存することでよいかは、わかっていない。だめな気がする。何も保証されていない。

今のところ、このためにはPrivate Notepadというアプリを使っている。このアプリでは、メモはローカルストレージに保存される。加えて、アブリの起動に認証が入る。認証は、PINでも良いし、指紋などの生体認証もいける。クレジットカード番号や、パスポート情報を入れていても、大丈夫であろう。この手のアプリは、あまりちゃんと調べていないので、もっと良いものがあるかもしれない。

こういうメモは一般的にはEvernoteを使うんだろうけど、PC、iPad、Androidスマホを常用していると、無料サービスでは使えるデバイスが2台まで、というEvernoteの制限に引っかかる。なので、いつでもどこでもみたいメモはKeep、仕事関係で保管しておきたいWebページはEvernoteの様に使い分けてみている。

Androidでメモとして使える標準的なアプリとしては、Google Docsもある。どこでも見れるし、ローカル保存していも可能だ。ただ、何となくであるが、メモという軽さがない気がする。AndroidスマホではDocsはとても軽快に動くが、PCのブラウザからでは若干重いように思う。

Keepは、APIも公開されておらず、メンテナンスされている感がないのが若干気になるが、機能が絞り込まれていて、シンブルで便利である。ローカル保存指定、メモ毎のロックができれば、完璧なんだがなー。

2018/05/20

Android: バイブレーションのカスタマイズの仕方 (Good Vibrations)

(以下、モトローラのmoto g5s, Android 7.1.1の場合)

ガラケーから移行してくると、着信時のバイブレーションのパターンが少ないのが、なんとももどかしい。私だけか? スマホをポケットに入れていると、短い振動だと気づかないことが多いので、長くブルってほしい。

探してみると、Good Vibrationsというアプリがあるのを見つけた。電話の着信、SMS受信の他に、アプリの通知に対して、振動パターンを定義できる。振動パターンも自由に定義できる優れもの。

家族、友人、知人からの連絡がくるLINE、SMSに長めの振動パターンを定義した。電話の着信、SMSについては、連絡先ごとに振動パターンを設定できるようなので、大分ガラケーの感じに近づけることもできそうだ。

バグなのか、設定が間違えているのかは分からないが、アプリに定義したパターンが二回再生されることがあるのが、ちと微妙。でも、LINE着信で長く鳴らしてくれるので助かっている。

着信やアプリの通知というイベントに対してもアプリを作れる、他者の力を使ってよりよくする、というのはオープンな世界ならでは。

Android: Gmailの通知の設定

普段のメールアカウントがGmailなので、Gmailアプリを使っている。

大事なメールを受信したときには通知が発火するようにしたいのだが、これが意外に考えさせられる。

連絡先の設定で人ごとに着信音を設定できるように、特定の人からメールを受信したときに通知を発行する、なんてできればよいのだが、できない。ありそうな設定なのだが、ない。

できそうなのは、
  • Gmailの設定で、特定のアドレスからのメールに重要マークをつけるフィルタを作成する。
  • Gmailアプリで、重要メールは通知し、その他は通知しないように設定する
ということ。

なんだが、どのアドレスからのメールを重要とするか考えないといけないし、フィルタをメンテしないといけない。

よく考えると、そもそも通知してほしいメールとはなんだ? という考えにたどり着く。重要なメールが、予め知っているアドレスだけから来るとは限らない。家族、友人の他に、ネットショッピングの受付・配送の状況、支払いの請求などは、通知してくれると、ありがたい。メールマガジンなんかは、いちいち騒がないでほしい。

なんて考えていると、googleにやらせるのがいいんじゃね? と思い至る。最低限のアドレスについて重要マークフィルタを設定し、あとは、過去メールを相手にひたすら重要マークを教え込んでみた。あと、受信したメールに対しても、当然、教えこむ。

で、二週間ほどやってみたところ、、、、、。意外といける。まぁ、ほとんどがメルマガなので、需要なメールなんてそんなにこないというのもあるが、、。

フィルタの設定で悩むくらいなら、Googleにお任せ、というのもあり。

2018/05/06

Android (7.1.1):アプリの権限

(以下、モトローラのmoto g5s, Android 7.1.1の場合)

Androidスマホを安全・安心に使うカギは、アプリの権限設定をちゃんとしておいたほうがよさそうだ。アプリがスマホの連絡先のデータやカメラに勝手にアクセスしないように、アプリが実行可能な操作の権限を設定できる。「設定」→「アプリ」→「許可」から設定できる。

Googleプレイからアプリをインストールするときや、アプリを実行すると、「〇〇を許可しますか?」と聞かれることがある。あれは、アプリが利用者のアカウントに紐づいているデータや、スマホのカメラやマイクへのアクセス許可を求めているのだ。できるだけ不必要な権限は与えないようにするのが安全だが、アプリの実行に必要な操作への許可は与えないといけないので、塩梅は難しい。「なんでこのアプリがカメラにアクセスするのか?」など疑問に思ったときはアクセスを許可せず、様子をみるべきだ。それを許可しなければアプリが動作しない場合もあるだろう。不信感がぬぐえない場合は、そのアプリはあきらめて、別のアプリをさがしたほうがよいだろう。

Google Playの説明に詳しく書かれているが、アプリからのアクセスに対する権限を設定できるのは、ボディセンサー、カレンダー、カメラ、連絡先、位置情報、マイク、電話、SMS、ストレージに対するアクセスだ。Androidで気持ち悪いのは、アプリがこれらにどのようにアクセスするのかよくわからないことと、いったん許可するとそれに対するすべての操作のアクセス権が与えられること。これらにアクセス許可を与えると、アプリがどんなことができるようになるのかは、Kasperskyのブログに詳しく書かれている。

Windowsだと、この手の特権アクセスの許可を求める際には、どうアクセスするか(読み取りなのか、書き込みなのか)を示す明示する必要があり、明示しなかった以外のアクセスは拒否される。一方のAndroidでは、アプリはカレンダーの読み取りの権限だけ必要だとしても、カレンダへのアクセスが許可されると、アプリにはカレンダー書き換えのアクセス権も与えられる、ということのようだ。

Google Playでは、各アプリの「詳細」に、アプリが求める権限やどのような操作を実行するかを記載しているが、どうにも気持ちが悪い。Google Playのアプリなら信用できるかというと、そう言い切れないところが、さらに良くない。ダウンロード数や評判を見て、自衛しなければならない。

自衛策としては、
  • Google Play以外からアプリをインストールしない。
  • Google Playからインストールするときでも、アプリの「詳細」を見て、どのようなアクセス許可が求められるのか確認し、不審なら別のアプリを探す。
  • 人気のあるアプリか、不具合等の問題がないか調べる。
  • セキュリティソフトを導入し、インストールするアプリを検査する。
  • アクセス許可なしでアプリの必要な機能が動く場合は、アクセスを許可しない。「連絡先」へのアクセス許可は、他人の情報を漏らす恐れがあるので、特に注意すべきだ。
  • 時々、「設定」→「アプリ」のメニューから「アプリの設定」→「アプリの権限」を見て、不要なアクセス許可をアプリに与えていないか確認する。
といった感じか。




2018/05/01

Android (7.1.1):モバイル通信のコントロール

(以下、モトローラのmoto g5s, Android 7.1.1の場合)

MNVOによる格安SIMを使いこなすには、モバイル通信による通信量をうまく抑える必要がある。アプリによっては、特に操作をしていない時でも通信が発生する場合がある。

メールやSNSアプリのように、メッセージや新着の情報があることをタイムリーに通知するためだったり、最新の情報に素早くアクセスできるようにあらかじめデータをダウンロードしておくためだったり。

アプリを操作に伴い発生する通信をフォアグラウンド通信、アプリが利用者の操作に関係なく発生する通信をバックグラウンド通信というが、思わぬ通信を抑えるにはバックグラウンド通信をコントロールしなければならない。

コントロールするためには、まず、状況を把握すべし。「設定」→「データ使用量」→「モバイルデータ使用量」でアプリごとのモバイル通信の状況を確認できる。ときどきこれを確認するようにすれば、大量の通信をするアプリが何か把握することはできるだろう。ここで見えるのは通信キャリア経由の通信量で、WiFiは含まれない。

実際に通信を制御するために、Androidには、バックグラウンド通信を制御する方法が2つ用意されている。1つは、アプリの設定でアプリごとにバックグラウンド通信の可否を設定する方法、もう1つはAndroid 7以降に実装されているデータセーバーを利用する方法である。

アプリの設定は、「設定」→「アプリ」にある各アプリの中の「データ使用量」の「バックグラウンドデータ」でできる。説明には、「バックグラウンドでのモバイルデータの使用を有効にする」とある。これをオフにすると、バッググラウンドで通信しないようにできる。この設定画面に、「フォアグラウンド」「バックグラウンド」の通信量が表示されるので、これも参考になるだろう。

アプリの数が多いと、アプリごとにこれを設定するのは意外に大変だが、Android 7では、これを簡単にする「データセーバー」が提供されている。「データセーバー」は、アプリごとの設定ではなく、システム全体の設定である。「設定」→「データ使用量」の中に「データセーバー」という設定項目があり、ここでオン・オフを設定できる。これをオンにすると、バッググラウンド通信が全面的に禁止される。

このままだと、新着メールの通知などがされなくなるが、「データへの無制限アクセス」という設定から、「データセーバー」の対象から外すアプリを決められる。「データへの無制限アクセス」を開くとアプリが列挙されており、それぞれに対してバックグラウンド通信のオン・オフを設定できる。オンにすると、そのアプリは、データセーバーが有効な時でも、モバイル通信によるバックグラウンド通信が可能となる。これは、「設定」→「アプリ」→アプリごとの「データ使用量」→「バックグラウンドデータ」でも設定できる。

Androidのシステムによる通信がどうなっているかはよくわからないが、アプリに関しては上の設定で通信を制御できる。

データセーバーを常時オンにしておくと、新しくインストールしたアプリにバックグラウンド通信が許可されないので、そのアプリからの通知が必要な場合は設定の見直しが必要である。アプリのインストール時には、アプリの「許可」「データ使用量」の設定を見直す習慣をつけておけばよいだろう。

それから、上の通信許可はモバイル通信の話で、WiFi接続時はこれらの設定とは関係なく、アプリはバックグラウンドでも通信できる。

2018/04/27

Androidスマホ:アプリを入れる前の初期設定

​(以下、モトローラのmoto g5s, Android 7.1.1の場合)

MVNOサービスが開通して、いよいよスマホライフに突入するわけだが、最低限の設定や使い方の確認は、していたほうが良さそうだ。初めてのAndroidは、案外難しい。

まず最初に確認すべきは、充電。まず、充電しよう。出先で電話として使えなくなるのは、まずいので。持ち歩く前に充電はしておこう。で、SIMカードを入れる。

立ち上げると、初期設定になる。まずは、データ通信環境を設定する。データ通信を使うには、APNの設定が必要だ。APNとは、アクセスポイントネーム。キャリアからスマホを買った場合は、設定済の状態で配送されているかもしれない。APNの設定の仕方は、SIMカードとともに連絡されているはずだ。

次は、WIFIだろうか。家にWIFIがあるなら、アプリをあれこれインストールする前に、さっさと設定する。初期設定以外のやり方でWIFI接続する方法も確認しておくと良いだろう。

普通の電話としては、既に機能しているはずだ。

Androidを使いこなすには、Googleのアカウントは必須。持ってなければ、新規登録する。プライバシーがどうこういって、ためらっている場合ではない。それよりも、自分でセキュリティに注意する方法を学ぶべきだ。


パスコード、顔認証、指紋認証などの認証機能も早いうちに設定しておいたほうが良いと思う。

いろいろな初期設定があるかもしれないが、スキップできる設定はスキップして構わない。よくわからないまま、クレジットカードなど登録しないほうが良い。ほとんどの設定は、後から変更できるはずだ。

電話として持ち歩くには、マナーモードへの設定の仕方を確認すべき。ガラケーでは、バイブもしないし音もならないサイレントマナーモード、バイブはするが音が鳴らないマナーモードがあらかじめ設定されていたと思うが、大手キャリアから購入したのでない限り、そのような設定があることは期待しないほうが良い。実際、我が家ではスマホごとにマナーモードの設定の仕方が違っている。おそらく一番確実なのは、待ち受け時にボリュームを下げて着信音量を最小にすることだ。これで、電話、メールなどの着信音や、通知、リマインダは鳴らなくなる(ただし、バイブレーションはするかもしれない)。

キャリアによっては、アプリ経由で電話すると通話料が安くなる場合があるので、そのアプリは早いうちに入れておくべきか。IIJの場合は、みおふぉん。

ここらで考えるべきことが一つ。SIMフリーのスマホの場合、留守電になる伝言メモアプリがないのだ。キャリアの留守電電話サービスを使うかどうかを検討しておくべきだろう。なお、Androidの伝言メモアプリは、探しても絶対にないので、探すのは時間の無駄(2018年4月時点)。なぜなら、必要な仕様が一般のAndroidアプリ開発者には開示されておらず、そのようなアプリをつくることができないから(スマホを開発するベンダやキャリアには開示されている。よって、日本のキャリアが提供するAndroidスマホには、伝言メモアプリが搭載されている場合もある)。

今までの電話と同様に使うには、電話帳の移行が必要だ。Androidでは、連絡先というようだ。私は、元のガラケーからBluetoothでコピーした。元のガラケーのアドレス帳でBluetoothで送信とやると、スマホを見つけてくれるので選択、スマホ側で接続を許可すると、アドレス帳のデータを格納したVCFファイルがスマホに転送される。ここからは機種依存だが、転送されたVCFファイルを開けば連絡先にインポートされるはずだ。一般的には、SDカードにアドレス帳をコピーする、クラウドのバックアップサービスを使う、などして移行するのかなぁ。やってないので、よく知りません。いえることは、元の電話のデータが必要であるということ。バックアップもせずに捨てたり、売ったりしてはならない。

さて、そろそろ、ウェブやメールを見たくなるが、SMSの受信でウィルス感染なんてこともあるようなので、セキュリティソフトを先に入れるべきであろう。通常は有料サービスだと思うが、無料版を提供しているサービスもある。スマホに導入済みの場合もあるであろう。私のmoto g5sにはセキュリティソフトはインストールされていなかったので、無料版のAvast Mobile Securityを入れてみて様子をみている。怪しいアプリのインストール、SMSでのアタック、危険なウェブの閲覧など、警告してくれるようだ。設定画面に広告が入る、有料サービスへ誘導するようなアラートが時々出る、遅くなるといった評価も聞くが、私はそれほど気にならない。

あとは、メールの設定をすれば、おおむね、ガラケーと同じになるのではないだろうか。
で、いよいよ、いろいろなアプリを入れたくなるが、やっぱり気になるセキュリティ。。。なかなか難しいです。

スマホ移行:IIJmio契約とMNP移行

​そういうわけで、MVNOはIIJmioにしてスマホも選んだ。いよいよ契約である。

IIJmioのファミリーシェアプランは加入に際しての制約があり、
  • 新規契約と同時には追加SIMにMNP転入ができない(新規契約分への転入はできる)。追加は、ファミリーシェアプランによる回線が開通してから。
  • MNP転出元の契約名義が、iijmioでの契約名義と一致していること。
となっている。

今までのキャリアメールのアドレスはこの機にキャリアに依存しないサービスに乗り換えるとして、電話番号は流石に変えられないので、家族全員でMNPすることになる。が、上の制約のため、ファミリーシェアで通信量を共有する3枚のSIMに対して、一気にMNP転入できないのだ。なので、家族でMNP転入したい場合は、まず、誰かの回線をMNP転入するようファミリーシェアプランを契約し、そのサービスが開通してから、他のSIMを追加してMNP転入する手順となる。

このへんのやり方は、IIJのサポートがとても丁寧に教えてくれた。IIJのサポートは、とても高品質。今回、Amazonのクーポンがもらえたり、契約手数料が割引になる期間だったのだが、それがちゃんと適用されるようなやり方を、こちらから聞いていないのに、丁寧に教えてくれた。土日もサービスデスクが開いていて、とても助かった。

それはさておき。

我が家の場合は、息子が高校の入学式までにスマホを使えるようにしたかったので、私名義でファミリーシェアプランを契約し、まずは、息子のSIMを注文することとした。

まずは、MNPのための予約番号を取得するのだが、auのガラケーからサポートサイトにつないでやってみる。事前に調べたところでは21:30まで受付と書かれていたので、木曜日の21:00過ぎに息子の携帯から実行したところ、「申請は受け付けたけど、21:00以降の受付の場合は、番号の連絡は明日になります」って。それは、21:30まで受付とは言わないのでは。。しかも、番号の発行は、翌朝の9:00以降って、、、出社してんですけど。。

気を取り直して、翌朝に予約番号を確認し、昼休みにIIJmioの契約手続きを実施。これは、ウェブで簡単にできる。契約者の身分証明書の画像、MNP転入したい携帯番号、MNP予約番号、予約番号の期限、必要なSIMの大きさを用意しておけば、あっという間に手続き完了。

この後は、手続き受け付け、身分証明書確認完了のメールがあり、その後、SIMカード出荷のメールがくる。金曜日の昼ごろの手続きで、SIMが届いたのが火曜日。週末挟んだり、申請時の情報が間違っていて訂正したりしたけど、いい感じで届きました。

ほいで、息子のスマホの開通手続きを実施。SIMに同封されていた案内に従い、開通センターに電話、移行する携帯の電話番号、MNP予約番号、SIMの番号を入力するだけ。無事、切り替え完了。ここは、息子と妻がやったのだけど、多分、スマホにAPNの設定をしたはず。

ちなみに、息子の分のau契約も、この時点で自動的に解約になるとのこと。改めてのauでの手続きは不要なようだ。MNP手数料が発生しているが、それまでの請求方法で請求される模様。

で、次に私と妻のMNP転出と、SIMカードの追加を手続きする。キャンペーンのAmazonポイントをゲットするため、同時にスマホも発注。注文受付、身分証明書確認完了のメールの後、SIM出荷のメールがきた。が、出荷メールには、私の分のSIMしか記載されていない。なんか変だなーと思い、IIJのサポートに電話して確認したところ、MNP転出元の契約名義が、私名義ではなく手続きが止まっている、とのこと(この後、メールで連絡することになっていた模様)。なんと!

auのウェブで、私のIDで妻の料金明細や請求書も見れるようにしていたので、契約は一本になっていると思い込んでいたが、そうではなかったらしい。不覚。どうしたらいいかIIJのサポートに聞くと、MNPの予約を取り消し、契約名義を変更し、MNP予約番号をとりなおして、改めて連絡をくれ、とのこと。

これが木曜日。早速、妻にはMNP予約を取り消してもらう。名義変更は、委任状でも良いらしいが、原則本人必要ということで、妻が最寄りのauショップで土曜日の予約を取ってくれた。

で、私のSIMカードは無事届く。妻が恨めしそうな顔をするので、一緒に移行しようね、ね、ね! となだめつつ、土曜日にauショップで名義変更と新しいMNP予約番号を発行。週末の名義変更では、すぐにはMNP予約番号は出ないかも、とauサポートでは脅されていたが、問題なくゲット。直ぐに、新しい情報をIIJに連絡。日曜日に確認のメールが届き、火曜日に妻のSIMカードも到着!

その火曜日の帰宅後、さぁ、移行しようか! と思ったが、「もしかして、オンデマンド開通センターもサービス時間があるんでないの? 」との疑惑が頭をよぎる。すると、息子が6時くらいまでじゃなかったっけ? と一言。。実際、19:00までしかオープンしておらず、結局、この日はダメ。

次の日は妻は午前中は仕事。じゃあ、午後一番にそれぞれ開通手続きをしよう! と言って、私は会社でこそこそ開通手続きを実行。無事、開通しました。

いろいろすったもんだしましたが、無事移行完了。auの契約は、MNP転入先での回線開通時に自動的に解約になるとのこと。我々、3人とも二年縛りの契約の更新期間に当たっていたため、余計な解約手数料を発生させることなく、切り替えることができた。

ちなみに、IIJmioは、一年間は解約手数料が発生するが、それ以降は特段の縛りはない。

さて、次はスマホの設定である。


スマホ移行:Androidスマホ選び

星の数ほどあるのではないかと思われる中から、どのスマホを選ぶかは、結構難しい。iPhoneが安ければ何の問題もないのだが、奴は高価だ。数世代前の中古でも、そこそこの値段だ。ビックカメラなんかに行って実機を見ると、上位機種はよく見えるが、びっくりするほど高い。当たり前。なかなか絞りきれない。

絞り込んで考えるため、まずは、キャリアをIIJmioにおおむね決めたので、IIJでお得に買えるスマホから選んでみることにした。IIJでは、この期間内にSIMとスマホを同日に手配すれば、5000円分くらいのAmazonポイントをあげるよ、というキャンペーンをやっていた。まずは、この中から選んでみようと。

とは言っても、まだ選択肢がたくさんある。何が重要になのかを考えるため、3万円以内のスマホで選んでみよ、という指令を出してみた。そうすると、限られた中からベストの選択をしようといろいろ考え、どんなスマホが欲しいのか、スマホに何を求めるのかが、だんだん明らかになってきた。カメラ性能、バッテリの持ち、ホームボタンの形や有無、指紋認証の場所など。気にするポイントが違って面白い。

ここで再び電器屋に行き実機確認し、決定! そこそこの性能のカメラが欲しかった妻はHuawei honor 9の、見た目とバッテリの持ちにこだわった息子はASUSのZenFone Max Plus、素のAndroidからのカスタマイズの少ないシンプルさを求めた私はモトローラのmoto g5s、という所に落ち着いた。もともと選んでみよといった中にあったのはmoto g5sだけ。とはいえ、ハイエンドの高価なものでないものに落ち着いた。よかったよかった。

息子のは、IIJでは買えない機種でAmazonポイントがもらえないことになったが、ちょうど、楽天で買い回りポイントアップキャンペーンをやっていたので、息子のスマホ、みんなのスマホケースや保護フィルムを買いまくってポイントを稼いだ。

次は、IIJmioとの契約とMNPによる移行だ。

2018/04/22

スマホ移行:キャリア選び

​息子の高校入学に合わせて、家族でスマホに移行することにした。

これまでは、私、妻、息子の3人でキャリア(au)のガラケーを使っていて、月々の支払いを5〜6,000円で済ませていたので(私は会社支給のiPhoneも持っていた)、如何に月々の支払いを抑えるかが、思案のしどころ。

大手キャリアのプランでも、2年ごとの買い替えを前提にすれば、機種代が実質割引になるなどやり方はあるようでしたが、2年ごとの買い替えは面倒に思う我が家。また、何がしかのサービスと組みわせると月額費用が安くなるというキャリアやプランもあるが、結局、割引期間が1年間のみの場合が多く、それを過ぎると月額費用が高くなってしまい、その時点で見直しが必要になる。そういうのは、面倒なのです、我が家は。。

いろんなプランがあるけど、実際に計算してみると、大手キャリアだと、割引されるスマホ購入代を考慮しても、月々5~6,000円しか払っていなかった我が家からすると、3年間のトータルでは結構な額になる。

なので、ベースの料金が安いMNVO、いわゆる格安SIMで探した。iPhoneを使っていると、1GB/月ではつらい印象があるので、3GB/月で探した。だいたい3GB/月で1600円くらい(2018年4月頃の話)。

私や妻は3GB/月で足りるだろうなーと思うのだが、高校生の息子がこれで足りるのかが疑問。で、見つけたのがIIJのIIJmioのファミリーシェアプラン。1契約の中で、家族で通信量をシェアできる。家族で12GB/月(2018/4月時点)、通話は10円30/秒(みおふぉん使用時)で、3人だと4660円/月(税抜、加えてユニバーサルサービス料)。

IIJmioのサービスでは、データ通信速度を高速と低速とで切り替えられる。低速は200kbpsとなり、重たいサイト、動画、ゲーム、地図系のアプリは厳しいが、メールやLINEは問題なし。低速モードでは、通信量がカウントされないので12GBを消費しないが、直近3日間の通信量の合計が366MBを超えると通信規制がかかり、使い物にならなくなる。この制限は、私の使い方では規制に到達しないが、Spotifyみたいなことをするとあっというまに引っかかる。ただし、この規制にかかっても、その時点で高速通信モードに切り替えれば、普通に使えるようになる(通信料はカウントされる)。

私の想定は、
  • 今までauで無料だった家族間の通話、SMSは、LINEを使う。
  • 家は、当然、無線LAN。
  • 息子は通学の電車の中で動画を観たりするかもしれないが、長い時間ではないので、べらぼうには使わないだろう。
  • 私は、個人メール以外は会社iPhoneで済むのでほとんど使わないし、低速モードで問題ない(12GBを消費しない)。
  • 妻は、外でバンバン出かける生活スタイルではないので、そんなに使うわけではないだろう。
なので、おそらく、9GB分くらいは息子が使える感じになる。

3GBを超えるプランを用意するとなるとMVNO(格安SIM)でもそれなりの料金になるが、IIJmioのファミリーシェアなら、ガラケー時代の料金とほぼ変わらない料金で、スマホに移れて、息子用のデータ量も確保できるようだ。

家族シェアプランはほかのプロバイダにないこともなく、biglobeが近いプランを提供していたはず。biglobeは、家族に係わらず通信量を共有できるようになっている。

ほかにもあるのだろうが、モバイルWIFI用に既にIIJmioを使っていたことと、日本のインターネットを支えてきたIIJのブランドを信じて、IIJmioにすることに決定。

次は、スマホ選びとMNP移行。