2012/03/05

Windows 7移行

会社のPCを、ようやくWindows 7へ移行。BitLockerを使いたいため、Windows 7 Enterpriseへ移行している。

いろいろ事情があるのだが、やりたいことは以下。
  • HDDの暗号化
  • リカバリ操作の簡単化
Windows 7 Enterpriseだけど使っている分には簡単にできるはずなのだが、諸事情により、いろんなところにトラップが仕掛けられており。。

NASを活用しているため、移行するPCにはほとんどデータは入っていない。ので、ディスクを全部クリアしてインストールすればよい。どういうパーティション構成にしようかと、現行のディスク構成を見てみると、ディスクの先頭に"EISA構成"なるパーティションがあることを発見。調べてみると、PCベンダの診断ツール等が格納されるパーティションだとか。確かに、BIOSから診断ツールを起動できるようになっており、どうもされが格納されているらしい。消しても良いのだが、念のため、残しておくことに。

それから、念のためネットワークドライバをあらかじめ、ディスクに入れておくことに。ディスクの後ろのほうに、バックアップイメージ格納用のパーティションを切り、そこにネットワークドライバをあらかじめ入れておく。

ここまでやって、Windows 7 Enterpriseのインストールを開始。ローカライズ設定とディスクのパーティション設定しか聞かれない。シンプルだ。Windows 7インストール完了後、BitLockerでディスクを暗号化し、Windows Updateを実施し、アンチウィルスなどの会社で定められているアプリケーションをインストール。ここで、システムイメージの作成で、出来上がった構成をバックアップしようとしたところが、システムイメージの作成がうんともすんとも動かない。

どうも、インストールしたアプリケーションの中に、Volume Shadow Copy Serviceを停止するソフトウェアがあるらしい。というか、心当たりあり。しかも、そのソフトはアンインストールできない仕掛け。。トラップその1。

えーーー、だめじゃん、と思い、Windows 7を再インストールすることに。

しかし、WindowsのパーティションをBitLockerで暗号化すると、そのパーティションへの新規インストールは拒絶される。確かに、BitLockerはセキュリティを強化する機能なので、勝手にOSを上書きインストールするのをブロックしても、おかしくはない。むしろ、正しい。トラップその2。

BitLockerの暗号化を解除すればよいはずなのだが、解除には相当時間がかかりそうで躊躇していたのだが、暗号化解除中にシャットダウンしてもよさそうだったので、BitLocker解除を指示し、速攻でリブートしWindows 7を再インストールしてみると、、、、OK。今度はインストールできた。

で、インストール後にBitLockerを再びかけようとすると、、、できない。トラップその3。どうも、1回目のWindows 7インストール時に、ディスクをダイナミックディスクにしてしまったらしいのだ。ダイナミックディスクとは、ミラーリングや、複数HDDから1つのボリュームを作成できる、といった機能。これを使うつもりはなかったのだが、データ用のパーティションを作成している際に、ダイナミックディスクへの変換をOKしたような気がする。BitLockerは、このダイナミックディスクはサポートしていないのだ。ありゃりゃ。

ダイナミックディスクになってしまうと、データを失わずに、普通のディスクに変換する方法はない。ということは、、、、またインストールかよ。。

で、再インストールするのだが、今度はダイナミックディスクをベーシックディスクに戻す手段が、見つからない。というかこの状態になってしまうと、Windows 7のインストールディスクからベーシックディスクに戻す手はなさそうだ。いや、あるのだろうけれども、見つけられなかった。diskpartコマンドをいろいろ試したが、パーティションを消すことができず。。。

仕方がないので、Windows XPのインストールディスクを持ってきて、パーティションを一掃。Windows 7をインストールし、Windows Updateを実施、くだんのVSSを止めるアプリケーション以外のアプリケーションをインストールし、注意深くデータ用、システムバックアップ用のパーティションを切ったところで、この日は力尽き。

やっぱ、Windowsは難しいわ。

0 件のコメント :

コメントを投稿