2017/09/03

iPadアプリの使い勝手 [Safari リーディングリスト]

WiFi版で常時接続していない私にとって、Safariのリーディングリスト機能は、かなり無能に近い。

リーディングリストは、Webページを後から読めるように、オフラインキャッシュに読み込んでおいてくれる機能。iOSのメールアプリでは、メール本文内のURLをSafariのリーディングリストに簡単に追加できる。これは便利と思って、メルマガに書かれているリンクをリーディングリストに入れていた。

しかし、登録したページがいつダウンロードされるのかが、よくわからなくて調子が悪い。私の使い方だと、メールは自宅(WiFiでインターネット接続)で勝手に読み込まれる。通勤中にオフラインでそのメールを読み、メール本文に記載のURLをリーディングリストに入れておく。で、時間のあるときにリーディングリストから記事を読む、必要ならEvernoteに保存する、という感じで使いたい。

が、いろいろ不都合が。アクセスすると広告に飛ばされるサイトがあるが、こういうサイトをリーディングリストに登録するのは、NG。広告ページがキャッシュされる。所望のページがダウンロードされても、レイアウトが崩れてちゃんと読めない場合がよくある(私が見る機会が多いサイトは、レイアウトが崩れる)。

iPadが常時接続じゃないと、さらに使い勝手が悪いことになる。最悪なのは、コンビニなどの認証が必要なWiFiアクセスポイントをつかんで、オフラインキャッシュへのダウンロードが実行される場合。キャッシュされるのは、IDやパスワードを入力する認証ページになり、かつ、URLが認証ページのURLになってしまい、元のページがなんだったかわからなくなる。後から読めない!

というわけで、リーディングリストは使うことをあきらめた。オフラインでWebページを読む方法はいろいろ試したが、ログインが必要なサイトでキャッシュに保存できない、複数のページにまたがる記事に対応できない場合が多くて諦めた。定番のPocketいいよという記事が多いが、本当に使っているのだろうかって思う。紹介だけで、使い込んでいると思われる記事を見たことがない。キュレーションって本当に情報量が少ないって思う。

今は、URLをメモアプリに保存するようにしている。メール内のリンク長押しで出るメニューの共有を選択すると、メモに保存という選択肢が出てくる。これを選ぶとメモアプリ内のメモにURLを追記できる。どのメモに追記するかは選択できる。iCloudにメモを保存しておくようにすればPCからも見えるので、PCで実際の記事を読むこともできる。そこそこ使い勝手は良いと思っている。クリック回数は若干多くなるが。っていうか、メールアプリから、Safariのブックマークに登録できればいいだけなんだが。なんでできないんだろう。

もしかしたら、母艦がMacで、iCloudで同期していると、リーディングリストもうまく使えるのかもしれない。が、Macは持ってない。


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