2011/05/22

Windows Updateのエラー

最近ようやくWindows 7 SP1, Internet Explorerをインストールした。その後、追加の修正をいくつかインストールしたんだけど、何度か更新に失敗している。何でかなーと調べるんだけど、解決策はすぐ見つかるんだけど、何が起きているのか、何が根本原因だったのかがまったくわからなくなっているのが、不満。ほとんどの人には、解決策だけわかればよい話なので問題ないのだろうが、昔はもう少し何が起きたのかの説明があったような気がしているのだが、、。

1つめは、Windows 7 SP1による更新の失敗。コントロールパネルのWindows Updateの更新履歴を見ると、80246007, 80010108のエラーが出ている。これらのエラーコードは基本的にはWin32 APIのエラーであるので、MSDNあたりを探るとなんとなく、どんなエラーが出ていたのかはわかる。たとえば、80010108は、RPC(Remote Procedure Call)関係の108番エラーとなる。これは、RPC接続が切断されたとか、そういう類のエラーになっている。先ほどのリンクには80246007のほうのエラーの記載はないが、トラブルシューティングの情報からするに、Windows Updateのデータベースが破損した、ということらしい。SP1のインストール時のダウンロード最中にネットワークが切断されてしまった、というようなことか。

他には、KB2534266, KB2529073の更新も失敗した。800705b4のエラーだ。これは、Win32 APIでのタイムアウトだ。どのAPIかは不明だが、失敗の状況は、ブート時に実行する更新がなぜか進まずタイムアウトして、ロールバックするというものだったので、何かがタイムアウトしたのだろう。ネットにもこの更新の不具合の対処方法は出ていたが、シャットダウン時に更新を適用するのではなく、手動で適用すると正しく更新されたように見えた。

Windows Updateによる修正は、Windows\WindowsUpdate.logというファイルに、修正のダウンロード、修正の適用に関するかなり詳細なログが残っているので、もう少し状況を調べることができたりする。ログを見ると、シャットダウン中の更新インストール時に、InstallAtShutdown got install progressというログが大量に残っていて、何かおかしくなっているのが見て取れる。また、リブート後に状態を確認すること、というようなログと、それに対応したリブート後の確認時に800705b4のエラーになっているのもわかる。更新適用に成功しているときは、確認時の終了コードが0になっている。

今回は、この2つの違いが何に起因しているかまではログには残っていないようだ。開発者には、十分なのか、、そうでもないのか、、、。知りたいところではある。

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